二宮町議会 2020-09-07
令和2年第3回(9月)定例会(第7日目) 本文
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ウィンドウで開きます) 令和2年第3回(9月)定例会(第7日目) 本文 2020-09-10 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ
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発言者一覧 選択 1 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 2 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 3 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 4 : ◯職員【和田美穂君】 選択 5 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 6 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 7 : ◯4番・
総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 8 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 9 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 10 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 11 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 12 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 13 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 14 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 15 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 16 : ◯職員【和田美穂君】 選択 17 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 18 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 19 : ◯4番・
総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 20 : ◯議長【野地洋正君】 選択 21 : ◯議長【野地洋正君】 選択 22 : ◯議長【野地洋正君】 選択 23 : ◯8番【露木佳代君】 選択 24 : ◯議長【野地洋正君】 選択 25 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 26 : ◯議長【野地洋正君】 選択 27 : ◯議長【野地洋正君】 選択 28 : ◯議長【野地洋正君】 選択 29 : ◯議長【野地洋正君】 選択 30 : ◯職員【和田美穂君】 選択 31 : ◯議長【野地洋正君】 選択 32 : ◯議長【野地洋正君】 選択 33 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 34 : ◯議長【野地洋正君】 選択 35 : ◯議長【野地洋正君】 選択 36 : ◯議長【野地洋正君】 選択 37 : ◯13番【一石洋子君】 選択 38 : ◯議長【野地洋正君】 選択 39 : ◯8番【露木佳代君】 選択 40 : ◯議長【野地洋正君】 選択 41 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 42 : ◯議長【野地洋正君】 選択 43 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 44 : ◯議長【野地洋正君】 選択 45 : ◯議長【野地洋正君】 選択 46 : ◯議長【野地洋正君】 選択 47 : ◯議長【野地洋正君】 選択 48 : ◯議長【野地洋正君】 選択 49 : ◯町長【村田邦子君】 選択 50 : ◯議長【野地洋正君】 選択 51 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 52 : ◯議長【野地洋正君】 選択 53 : ◯議長【野地洋正君】 選択 54 : ◯1番【善波宣雄君】 選択 55 : ◯議長【野地洋正君】 選択 56 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 57 : ◯1番【善波宣雄君】 選択 58 : ◯議長【野地洋正君】 選択 59 : ◯1番【善波宣雄君】 選択 60 : ◯議長【野地洋正君】 選択 61 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 62 : ◯議長【野地洋正君】 選択 63 : ◯町長【村田邦子君】 選択 64 : ◯議長【野地洋正君】 選択 65 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 66 : ◯1番【善波宣雄君】 選択 67 : ◯議長【野地洋正君】 選択 68 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 69 : ◯議長【野地洋正君】 選択 70 : ◯議長【野地洋正君】 選択 71 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 72 : ◯議長【野地洋正君】 選択 73 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 74 : ◯議長【野地洋正君】 選択 75 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 76 : ◯議長【野地洋正君】 選択 77 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 78 : ◯議長【野地洋正君】 選択 79 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 80 : ◯議長【野地洋正君】 選択 81 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 82 : ◯議長【野地洋正君】 選択 83 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 84 : ◯議長【野地洋正君】 選択 85 : ◯町長【村田邦子君】 選択 86 : ◯議長【野地洋正君】 選択 87 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 88 : ◯議長【野地洋正君】 選択 89 : ◯議長【野地洋正君】 選択 90 : ◯議長【野地洋正君】 選択 91 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 92 : ◯議長【野地洋正君】 選択 93 : ◯議長【野地洋正君】 選択 94 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 95 : ◯議長【野地洋正君】 選択 96 : ◯産業振興課長【石原慎也君】 選択 97 : ◯議長【野地洋正君】 選択 98 : ◯都市部長【椎野文彦君】 選択 99 : ◯議長【野地洋正君】 選択 100 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 101 : ◯議長【野地洋正君】 選択 102 : ◯議長【野地洋正君】 選択 103 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 104 : ◯議長【野地洋正君】 選択 105 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 106 : ◯議長【野地洋正君】 選択 107 : ◯町長【村田邦子君】 選択 108 : ◯議長【野地洋正君】 選択 109 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 110 : ◯議長【野地洋正君】 選択 111 : ◯町長【村田邦子君】 選択 112 : ◯議長【野地洋正君】 選択 113 : ◯4番【二宮節子君】 選択 114 : ◯議長【野地洋正君】 選択 115 : ◯都市整備課長【宮下雅光君】 選択 116 : ◯議長【野地洋正君】 選択 117 : ◯4番【二宮節子君】 選択 118 : ◯議長【野地洋正君】 選択 119 : ◯都市整備課長【宮下雅光君】 選択 120 : ◯議長【野地洋正君】 選択 121 : ◯都市部長【椎野文彦君】 選択 122 : ◯4番【二宮節子君】 選択 123 : ◯議長【野地洋正君】 選択 124 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 125 : ◯議長【野地洋正君】 選択 126 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 127 : ◯議長【野地洋正君】 選択 128 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 129 : ◯議長【野地洋正君】 選択 130 : ◯議長【野地洋正君】 選択 131 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 132 : ◯議長【野地洋正君】 選択 133 : ◯議長【野地洋正君】 選択 134 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 135 : ◯議長【野地洋正君】 選択 136 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 137 : ◯議長【野地洋正君】 選択 138 : ◯議長【野地洋正君】 選択 139 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 140 : ◯議長【野地洋正君】 選択 141 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 142 : ◯議長【野地洋正君】 選択 143 : ◯産業振興課長【石原慎也君】 選択 144 : ◯議長【野地洋正君】 選択 145 : ◯都市整備課長【宮下雅光君】 選択 146 : ◯議長【野地洋正君】 選択 147 : ◯議長【野地洋正君】 選択 148 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 149 : ◯議長【野地洋正君】 選択 150 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 151 : ◯議長【野地洋正君】 選択 152 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 153 : ◯議長【野地洋正君】 選択 154 : ◯議長【野地洋正君】 選択 155 : ◯議長【野地洋正君】 選択 156 : ◯3番【松崎 健君】 選択 157 : ◯議長【野地洋正君】 選択 158 : ◯3番【松崎 健君】 選択 159 : ◯議長【野地洋正君】 選択 160 : ◯議長【野地洋正君】 選択 161 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 162 : ◯議長【野地洋正君】 選択 163 : ◯議長【野地洋正君】 選択 164 : ◯都市部長【椎野文彦君】 選択 165 : ◯議長【野地洋正君】 選択 166 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 167 : ◯議長【野地洋正君】 選択 168 : ◯3番【松崎 健君】 選択 169 : ◯議長【野地洋正君】 選択 170 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 171 : ◯議長【野地洋正君】 選択 172 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 173 : ◯議長【野地洋正君】 選択 174 : ◯3番【松崎 健君】 選択 175 : ◯議長【野地洋正君】 選択 176 : ◯3番【松崎 健君】 選択 177 : ◯議長【野地洋正君】 選択 178 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 179 : ◯議長【野地洋正君】 選択 180 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 181 : ◯議長【野地洋正君】 選択 182 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 183 : ◯議長【野地洋正君】 選択 184 : ◯議長【野地洋正君】 選択 185 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 186 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 187 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 188 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 189 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 190 : ◯議長【野地洋正君】 選択 191 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 192 : ◯議長【野地洋正君】 選択 193 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 194 : ◯議長【野地洋正君】 選択 195 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 196 : ◯議長【野地洋正君】 選択 197 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 198 : ◯議長【野地洋正君】 選択 199 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 200 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 201 : ◯議長【野地洋正君】 選択 202 : ◯議長【野地洋正君】 選択 203 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 204 : ◯議長【野地洋正君】 選択 205 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 206 : ◯議長【野地洋正君】 選択 207 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 208 : ◯議長【野地洋正君】 選択 209 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 210 : ◯議長【野地洋正君】 選択 211 : ◯地域政策課長【小島孝紀君】 選択 212 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 213 : ◯議長【野地洋正君】 選択 214 : ◯都市整備課長【宮下雅光君】 選択 215 : ◯議長【野地洋正君】 選択 216 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 217 : ◯議長【野地洋正君】 選択 218 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 219 : ◯議長【野地洋正君】 選択 220 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 221 : ◯議長【野地洋正君】 選択 222 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 223 : ◯議長【野地洋正君】 選択 224 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 225 : ◯議長【野地洋正君】 選択 226 : ◯8番【露木佳代君】 選択 227 : ◯議長【野地洋正君】 選択 228 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 229 : ◯議長【野地洋正君】 選択 230 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 231 : ◯議長【野地洋正君】 選択 232 : ◯産業振興課長【石原慎也君】 選択 233 : ◯議長【野地洋正君】 選択 234 : ◯都市整備課長【宮下雅光君】 選択 235 : ◯議長【野地洋正君】 選択 236 : ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 選択 237 : ◯議長【野地洋正君】 選択 238 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 239 : ◯議長【野地洋正君】 選択 240 : ◯8番【露木佳代君】 選択 241 : ◯議長【野地洋正君】 選択 242 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 243 : ◯議長【野地洋正君】 選択 244 : ◯教育部長【黒石徳子君】 選択 245 : ◯議長【野地洋正君】 選択 246 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 247 : ◯議長【野地洋正君】 選択 248 : ◯都市部長【椎野文彦君】 選択 249 : ◯議長【野地洋正君】 選択 250 : ◯8番【露木佳代君】 選択 251 : ◯議長【野地洋正君】 選択 252 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 253 : ◯議長【野地洋正君】 選択 254 : ◯議長【野地洋正君】 選択 255 : ◯議長【野地洋正君】 選択 256 : ◯議長【野地洋正君】 選択 257 : ◯8番【露木佳代君】 選択 258 : ◯議長【野地洋正君】 選択 259 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 260 : ◯議長【野地洋正君】 選択 261 : ◯3番【松崎 健君】 選択 262 : ◯議長【野地洋正君】 選択 263 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 264 : ◯議長【野地洋正君】 選択 265 : ◯議長【野地洋正君】 選択 266 : ◯議長【野地洋正君】 選択 267 : ◯議長【野地洋正君】 選択 268 : ◯議長【野地洋正君】 選択 269 : ◯議長【野地洋正君】 選択 270 : ◯町長【村田邦子君】 選択 271 : ◯議長【野地洋正君】 選択 272 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 273 : ◯議長【野地洋正君】 選択 274 : ◯議長【野地洋正君】 選択 275 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 276 : ◯議長【野地洋正君】 選択 277 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 278 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 279 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 280 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 281 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 282 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 283 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 284 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 285 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 286 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 287 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 288 : ◯町長【村田邦子君】 選択 289 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 290 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 291 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 292 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 293 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 294 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 295 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 296 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 297 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 298 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 299 : ◯町長【村田邦子君】 選択 300 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 301 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 302 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 303 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 304 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 305 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 306 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 307 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 308 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 309 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 310 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 311 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 312 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 313 : ◯町長【村田邦子君】 選択 314 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 315 : ◯都市部長【椎野文彦君】 選択 316 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 317 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 318 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 319 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 320 : ◯下水道課長【生井悟士君】 選択 321 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 322 : ◯下水道課長【生井悟士君】 選択 323 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 324 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 325 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 326 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 327 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 328 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 329 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 330 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 331 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 332 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 333 : ◯町長【村田邦子君】 選択 334 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 335 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 336 : ◯11番・監査委員【前田憲一郎君】 選択 337 : ◯議長【
野地洋正君】 選択 338 : ◯議長【
野地洋正君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況 午前9時30分 開議
◯議長【
野地洋正君】 皆様、おはようございます。
ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。
────────────────────────────────
日程第1 議案第51号 二宮町新型コロナウイルス感染症対策利子補
給基金条例審査について
2: ◯議長【
野地洋正君】 日程第1「二宮町新型コロナウイルス感染症対策利子補給基金条例審査について」町長提出議案第51号を議題といたします。
3: ◯議長【
野地洋正君】 職員をして朗読させます。
4: ◯職員【和田美穂君】 (朗 読)
5: ◯議長【
野地洋正君】 委員長の報告を求めます。
6: ◯議長【
野地洋正君】 二宮議員。
7: ◯4番・
総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。
9月7日、議場において、委員全員、議長、町長、政策担当部長、財務課長、財務契約班長及び傍聴議員出席の下、9月4日の本会議で付託されました町長提出議案第51号「二宮町新型コロナウイルス感染症対策利子補給基金条例の制定について」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は以下のとおりです。
執行者側からの補足説明文は事前に配付されており、直ちに委員2人が質疑、討論はありませんでした。質疑は以下のとおりです。
委員「基金設立の背景とメリットを伺う。」執行者「国より、新型コロナウイルス臨時交付金の第2次補正において、令和2年度中に着手することで、利子補給と信用保証の2つにおいて基金設立が認められた。町では、利子補給だけである。メリットは、もともと3年間の利子補助を25%から100%に引き上げ、75%分も、3年間、町が独自に補助するものであったが、令和3年度以降の利子補助は、負担が町単独ではなく、今回の基金条例により交付金を活用できるようになった。」委員「交付金が原資で3年保証だが、3年で終わるとの記載も分からず、また、基金の積立て以上に必要になった場合の考えを伺う。」執行者「産業振興課の積算で、今年度末までの融資確定額から3年間に要する利子額を、現時点では250万円の積立てである。最終的には、今年度末の見込みをもって補正をさせていただく。期間については、産業振興課の補助要綱で、36か月間だけを100%にしている。コロナ禍ではあるが、現時点では延長はないという要綱である。」
以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
8: ◯議長【
野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
(「なし」との声あり)
9: ◯議長【
野地洋正君】 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
10: ◯議長【
野地洋正君】 渡辺議員。
11: ◯9番【渡辺訓任君】 いや、なし。すみません。なしです。
12: ◯議長【
野地洋正君】 討論なしと認めます。
これより町長提出議案第51号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
13: ◯議長【
野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第51号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────
日程第2 議案第52号 二宮町手数料条例の一部を改正する条例審査
について
14: ◯議長【
野地洋正君】 日程第2「二宮町手数料条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第52号を議題といたします。
15: ◯議長【
野地洋正君】 職員をして朗読させます。
16: ◯職員【和田美穂君】 (朗 読)
17: ◯議長【
野地洋正君】 委員長の報告を求めます。
18: ◯議長【
野地洋正君】 二宮議員。
19: ◯4番・
総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。
9月7日、議場において、委員全員、議長、町長、政策総務部長、戸籍税務課長、戸籍住民班長及び傍聴議員出席の下、9月4日の本会議で付託されました町長提出議案第52号「二宮町手数料条例の一部を改正する条例」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は以下のとおりです。
執行者からの補足説明文は事前に配付されており、直ちに委員3人が質疑、討論はありませんでした。質疑は以下のとおりです。
委員「国は5月に決定しているが、上程は現在で、この間の町民への対応はいかがしたのか。また、マイナンバーカードを必ず作るという方向なのか、今後の周知についても伺う。」執行者「5月25日まで通知カードの制度があったが、それ以降は再発行できないので手数料は発生していない。通知カード受取時と住民票の記載内容に変更がなければ、現在でもマイナンバーの証明として通知カードは使用できるが、通知カード受取時と住所や氏名に変更がある場合は、マイナンバーカードを作る方法とマイナンバーを記載した住民票が証明する書類として利用できる。なお、この内容はホームページに掲載し、窓口では案内を置くとともに、丁寧なる説明で対応している。」委員「マイナンバーカード発行の今後の手順を伺う。」執行者「現在も、通知カードの記載に変更がない場合は、受取時についていた通知カード下部のはがき部分に写真を貼って投函すれば申請できる。しかし、通知カード記載に転居など変更がある場合は、役場に身分証となる免許証や保険証を持参していただき、国の機関にオンラインで申請する方法や、役場で渡す申請用紙に記載し、封筒で国に送る方法、または直接ご自身で、国のマイナンバーのホームページにアクセスする方法の3種類になる。」委員「記載内容に変更がある方は、二度手間にならぬように、広報での周知も必要では。」執行者「今までもマイナンバーの件は、年1回は広報に載せていたが、今後も機会があれば掲載し、転入、転出の方には制度の案内を考えている。」
以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
20: ◯議長【
野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
(「なし」との声あり)
21: ◯議長【
野地洋正君】 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
22: ◯議長【
野地洋正君】 露木議員。
23: ◯8番【露木佳代君】 私は議案第52号に賛成の立場で討論いたします。
今回の改正は、マイナンバーカード促進のための法改正に付随した条例改正となり、私としては反対したいところではありますが、ただ、通知カードはあくまでも通知カードであるという点から見ると、それが使えなくなるというのは、マイナンバー制度に賛成、反対とは別として、制度的には本来の姿なのかなと、それは理解せざるを得ないと考えます。
ただ、今後、周知を町民にする際には注意をしていただきたいです。これまでの通知カードと同じ機能を求める方には、マイナンバーカード取得の手続を勧めることになると思いますが、通知カードがなくても、マイナンバーカードがなくても、行政手続ができないということはないはずです。
ですので、周知の際には、言葉の選び方と内容に注意し、担当課長のみならず、複数の職員から意見をもらうなどして、誤解がないよう実行して行っていただきたいと考えます。
また、今後作り直すであろう様々な手続の案内においても、あたかもマイナンバーが必要だというような表記もしないでいただきたく、以上のことをお願いして、賛成とさせていただきます。
以上です。
24: ◯議長【
野地洋正君】 渡辺議員。
25: ◯9番【渡辺訓任君】 私は議案第52号について反対の立場から討論をいたします。
本条例の改定は、個人番号通知カードの発行を取りやめることに従う、そういう変更だと理解をいたしました。これまで、個人番号カードが大きく広がってこなかったことは、一般にニーズにそぐわないものであったからだと考えています。
本人確認のためならば免許証や健康保険証で事足りますし、個人番号も実際に記入する場面も限られています。個人番号カードを使わなくても、通知カードで番号は確かめられたわけです。その通知カードが廃止され、通知書となったことは残念に感じています。
個人番号カードを使えば特定定額給付金が受けられる、マイナポータルで子ども手当の手続ができる、今度は1人5,000円を支給する、こういうなりふり構わぬ普及を進めている姿が、個人番号カードがいかに日々の生活に必要がないということを語っていると思います。
現時点で、自治体内では、既に個人番号は業務上使われていますが、個人番号を広げることで、あらゆるお金の出し入れに加えて、預金残高をはじめとする資産まで捕捉、課税強化につながる可能性を心配しています。
本条例案は、国の個人番号カードへの移行促進を進める法改正を町で具体化するものです。デジタル化を国から強要し、個人番号の拡大を進めることにつながると考え、本条例案には反対をいたします。
26: ◯議長【
野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。
これより町長提出議案第52号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
27: ◯議長【
野地洋正君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第52号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────
日程第3 議案第53号 二宮町家庭的保育事業等の設備及び運営に関
する基準を定める条例の一部を改正する条例
審査について
28: ◯議長【
野地洋正君】 日程第3「二宮町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第53号を議題といたします。
29: ◯議長【
野地洋正君】 職員をして朗読させます。
30: ◯職員【和田美穂君】 (朗 読)
31: ◯議長【
野地洋正君】 委員長の報告を求めます。
32: ◯議長【
野地洋正君】 渡辺議員。
33: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 教育福祉常任委員会からの報告をいたします。
去る9月4日の本会議において、本委員会に付託されました町長提出議案第53号「二宮町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」町長提出議案第53号を9月7日、午前9時30分より議場で開催の常任委員会において、委員全員、議長、町長、健康福祉部長、子育て・健康課長、子育て支援班長及び傍聴議員の出席の下、審査した結果、賛成多数により可決されました。審査の概要は次のとおりです。
執行者からの補足説明は事前に書面配付にてなされていたため、直ちに質疑に入りました。3名の委員より質疑が行われました。
1人目です。委員「連携協力について、本来の業務の遂行に支障が生じないための措置が必要とされているが、具体的な支障について例を示してほしい。」執行者「本来受けているお子さんたちの保育を行う上で、保育士の数が足りなくなるような事例かと思われる。」
2人目です。委員「代替保育に関わる連携施設の確保義務の緩和について、A型またはB型、または、事業所内保育事業者の保育の提供と家庭的保育の基準の差は何か。連携施設の確保期間と措置がされている間、連携機関確保の必要がないとの要件及び連携施設を確保しなくてもよいとされるための町の支援はどういう内容を指しているか。卒園後の受皿で、利用調整に当たって優先的に取り扱う必要な措置とはどういうことか。認可外保育になると保護者負担が重くなるという心配があるが、いかがか。外部からの食事の提供を認めると、普通の保育園まで広がるおそれがあるが、どうか。」執行者「小規模保育事業のA、B、C型は保育士の配置の違い。事業所内保育は20人以上の場合は保育所と同じで、20人未満の場合は小規模保育事業A、B型に準じる。緩和の方向は、認可外施設でも構わないということである。子育て支援法制定で、家庭的保育事業や小規模保育などが3歳までとされる中、3歳以降の受皿を整備するのに5年間の経過期限を設定したが、実際に、保育事業者の系列などもあり、期間内に進んでいない状況を反映し、期間延長をした。連携施設がない場合は、必要に応じて町が支援することになる。支援は、事業開始前と事業開始後の事業運営や事業実施に関する相談、助言、各種手続に対する支援など、新規参入事業者が円滑に事業を実施できるように、市町村が認めた事業をやれるようなことがあればよいという内容である。これは、3歳以降の連携施設を保証するものではない。連携施設を持てるように持っていくことができれば制度上は大丈夫であり、5年間の延長期間中に連携先を確保しなさいという趣旨でもある。利用調整に関しては、家庭的保育を終了したときに、ほかの申込者に比較して優先的に入れられると解釈する。もともと教育・保育施設を確保する必要があったが、費用負担にかかわらず、受皿として利用定員が20人以上であり、地方公共団体から助成を受けている認可外施設を用意できればよいということになった。ゼロから2歳に比べて、3歳児の保育については入りやすく、町の認可保育園に入ることも可能と考え、連携施設の確保は不要となった。食事の外部搬入については、事前調理ができる保育園までの拡大はないと考えている。
3人目。委員「今回の国基準の改定に合わせて、必ず国の基準に従わなければならないものなのか。それとも、町できちんと考えて参酌するものでよいのか。」執行者「今回の基準改正は、全て国の従う基準の中にある。基本的に従う。ただ、規制の緩和なので、もっと厳しい条件になるので、必ずしも緩和しなければならないものではないと考えている。」
質疑の後、傍聴議員からの参考質疑を行いました。参考質疑の後、討論はなく、採決の結果、賛成多数で議案第53号を可決いたしました。よろしくご審議のほどお願いいたします。
34: ◯議長【
野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
(「なし」との声あり)
35: ◯議長【
野地洋正君】 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。4名。
36: ◯議長【
野地洋正君】 一石議員。
37: ◯13番【一石洋子君】 私は本議案に反対の立場で討論いたします。
零歳から2歳までの最も繊細で重要な期間、保育者と密な愛情、愛着を受けて、ゆったりと発育する成育環境が期待できる家庭的保育は、保育を必要とする子供たちのために、さらに研究、推進されるべき事業と考えます。
私は、事業者が町及び連携する事業者の支援を得て、安心して活躍できるための条例を望みますが、本条例改正は、何とか受皿を確保したいという国が条件を緩和し、乳幼児の成育と母子の支援体制について見切りに近い緩和の部分が見られ、二宮町の条例としてふさわしくないと判断しました。
二宮町には小規模保育、また家庭的保育を受けた子供たちが丁寧な支援を受け、町立の小学校に自信を持って入学できるための支援についてぜひ研究していただき、独自の良質な家庭的保育の推進に寄与する条例を制定することを願います。
38: ◯議長【
野地洋正君】 露木議員。
39: ◯8番【露木佳代君】 私は議案第53号「二宮町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」に賛成の立場で討論いたします。
この条例は、待機児童解消のために、家庭的保育事業を開始、運営するための基準緩和という意味合いが強く、二宮町では、現在の待機児童数は2名、家庭的保育事業者もいないという中では、基準を緩和するほどの切迫感はないというのが実際だと思います。
というところでは、代替保育の確保の件、卒園後の受皿となる連携施設の件、食事提供の件など、基準を緩めることが果たしてよいのか、非常に判断に迷うところではありました。
しかし、ある程度の基準緩和によって、家庭的保育事業を始めようとする方が出てくる可能性もあり、町には、事業申請に始まり、誰もが安心して子供を預けられるような施設の運営に至るまで厳しい目でしっかりと見続け、支援、連携を進めていただくことをお願いして、賛成の討論といたします。
以上です。
40: ◯議長【
野地洋正君】 渡辺議員。
41: ◯9番【渡辺訓任君】 議案第53号については反対の立場から討論をいたします。
今回の条例案は、家庭的保育事業等の設置運営について、制限の緩和を進めるものです。主な変更は、保育所等の連携、代替保育、食事の提供の分野であり、要件を大幅に緩和するものです。
家庭的保育を終わった後の3歳からの保育についての受皿を連携施設で確保することが必要としつつも、経過措置を5年延長、さらに、町が利用調整で優先的に取り扱うことができれば、連携施設は確保しなくてもよいとしています。
代替保育についても、町が同等と認めれば、これまで認められなかった小規模保育A、B型や事業所内保育事業でもよいとされています。幼稚園、保育所、認定こども園などと比較した場合、家庭的保育事業の中での代替保育については、保育士の配置などで基準が異なり、保育の質について担保がされるのか疑問が残ります。
さらに、食事の提供も、町が認めたときには外部搬入を認めるとしています。現在、内部調理ができる保育園まで広がることはないといっても、効率化を求める立場から、今度は保育園でも外部からの食事搬入を進めることにつながらないでしょうか。
現在、対象とされている家庭的保育事業等は、町にはないとされています。将来の保育要望が増えた場合に対応できるとされていますが、規制を緩和して事業者の参入を図るより、むしろ保育要望を的確に把握して準備を進めることが求められるのではないでしょうか。
私は、本条例の改定は、現在の二宮町には必ずしも必要がなく、むしろ今後の町保育力の維持、確保は、このような緩和によらず、子供たちを大切にするという姿勢を一貫して貫いていく、このことがよりよい道だと考え、本条例案には反対をいたします。
42: ◯議長【
野地洋正君】 大沼議員。
43: ◯10番【大沼英樹君】 私は議案第53号に賛成の立場で討論いたします。
まず、この議案、条例に対して、保育施設の緩和、また増加を期待するというような条例の改正だと受け止めています。
ただ、その中で、報道などでも幼児の虐待等が度々散見されるというその中で、この施設の数が増えるということになると、二宮町行政としては、さらにその管理というか、運営の点検が必要になるのではないかと考えています。
例えば現在、待機児童2名ということがゼロとなれば、行政としては体裁がよいということになるのかもしれませんが、ただそのためだけということではなく、現在の子育て環境というものも多様と言われるこの社会の中で、金銭のみならず、愛情の貧困も発生していることと思われます。これから、昼間だけではなく、時間を延長したような保育というものも、十分に必要な機会があるのかなと私は考えています。
ですので、この家庭的保育となると、小規模な運営というものが1つのところでは欠点というか、心配になるところではありますが、この閉ざされた空間の中での見回りの目が届かなくなるということは、1つの懸念事項であると思います。
ですので、そのような結果につながらないよう、現存する他の保育施設も含め、町民、子供の心と体を守り、健やかに育つことのできる環境整備を町に強く求め、賛成をいたします。
以上です。
44: ◯議長【
野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。
これより町長提出議案第53号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
45: ◯議長【
野地洋正君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第53号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────
日程第4 議案第55号 令和2年度二宮町一般会計補正予算(第5号)
46: ◯議長【
野地洋正君】 日程第4「令和2年度二宮町一般会計補正予算(第5号)」町長提出議案55号を議題といたします。
47: ◯議長【
野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
48: ◯議長【
野地洋正君】 町長。
49: ◯町長【村田邦子君】 議案第55号の提案理由を説明いたします。「令和2年度二宮町一般会計補正予算(第5号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億9,142万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ118億9,575万3,000円とするものです。
また、第2条において、地方債の補正をお願いするものです。
内容につきましては政策担当部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
50: ◯議長【
野地洋正君】 政策担当部長。
51: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第55号についてご説明申し上げます。
6ページをお願いします。第2表 地方債補正です。地方交付税の臨時財政対策債振替額が確定し、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大、あるいは長期化に備え、発行可能額の上限まで借入れ可能となるよう、限度額を3億5,000万円から、4億3,700万円へ変更するものです。
続きまして、事項別明細の説明をさせていただきます。10ページ、11ページをお願いいたします。
歳入です。地方特例交付金です。地方特例交付金は国の住宅ローン減税などの制度変更により、地方に減収が生じた場合などに特例的に交付される交付金で、令和2年度は3,045万2,000円で交付決定されたことによるものです。
地方交付税です。地方交付税の普通交付税は13億5,045万2,000円で交付決定されたため、2億2,345万2,000円を増額するものです。
分担金及び負担金の負担金です。民生費負担金、児童福祉費負担金の子ども・子育て支援給付費負担金は、4月8日から6月30日までの間、保護者へ登園自粛を町から依頼し、自粛に応じていただいた園児の保育料を還付したことによるものです。
使用料及び手数料の使用料です。総務使用料、総務管理使用料の防災コミュニティーセンター使用料は、感染症拡大防止の観点から施設を休館したことによるものです。
総務管理施設行政財産目的外使用料は、庁舎設置のATMの撤去及びともしびショップの休業によるものです。町民センター使用料は、感染症拡大防止の観点から、施設を休館したことによるものです。
教育使用料、社会教育使用料の生涯学習センター使用料からふたみ記念館使用料までは、感染症拡大防止の観点から、施設を休館したことによるものです。
保健体育使用料の武道館使用料からテニスコート使用料までは、感染症拡大防止の観点から、施設を休館したことによるものです。体育施設行政財産目的外使用料は、感染症拡大防止の観点から、町体育祭を中止したことによるものです。
手数料です。総務手数料、戸籍住民登録手数料の通知カード再交付手数料は、法改正により通知カードの再交付を行わなくなったことによるものです。
国庫支出金の国庫負担金です。民生費国庫負担金、社会福祉費負担金の自立支援医療費負担金は、自立支援給付事業の自立支援医療給付補助金の増額によるもので、補助率は2分の1です。
12ページ、13ページをお願いします。
児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金は、登園自粛に応じていただいた園児の保育料還付によるものです。
国庫補助金です。総務費国庫補助金、地方創生臨時交付金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、国の2次補正予算における二宮町への交付上限額、2億5,379万3,000円から、第4号補正に計上した1億9,985万9,000円を差し引いた5,393万4,000円を計上したものです。
教育費国庫補助金、教育総務費補助金の学校保健特別対策事業費補助金(学習保障等支援事業分)は、感染症対策等を徹底しながら、迅速かつ柔軟に子どもたちの学習を保障するために創設された補助金で、補助率は2分の1です。公立学校情報機器整備費補助金(通信機器整備支援事業)は、Wi-Fi環境が整っていない家庭にモバイルルーター等を貸与するための整備費に対し、1台当たり1万円が補助されるものです。公立学校情報機器整備費補助金(遠隔学習機能強化事業)は、臨時休業等の際に、学校と児童生徒のやり取りを円滑にするため、学校が整備するカメラ、マイクなどの通信装置等に対し、1校当たり3万5,000円が補助されるものです。公立学校情報機器整備費補助金(GIGAサポ配置支援事業)は、急速な学校のICT化を支援するため、ICT技術者の配置経費に対し補助されるもので、補助率は2分の1です。
消防費国庫補助金、消防費補助金の消防団設備整備費補助金は、当初予算で計上した切創防止用保護具、保護衣、チャップスといいます、チャップスに対し補助されるもので、補助率は3分の1です。
県支出金の県負担金です。民生費県負担金、社会福祉費負担金の自立支援給付費等負担金は、自立支援給付事業の自立支援医療給付補助金の増額によるもので、補助率は4分の1です。
児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金は、登園自粛に応じていただいた園児の保育料還付によるものです。
県補助金です。総務費県補助金、
総務管理費補助金の市町村地域防災力強化事業費補助金は、消防団員安全装備品整備事業助成金の交付決定を受けて、補助対象額が減額となったことによるものです。
民生費県補助金、社会福祉費補助金の障害者地域生活支援関連事業費補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響により、補助対象としていた障害者地域生活サポート事業が中止となったことによるものです。民生委員児童委員協議会運営費補助金は、県の民生委員児童委員活動費等負担金交付基準額が改正されたことによるものです。
児童福祉費補助金のひとり親世帯臨時特別給付金事務費補助金は、国の施策であるひとり親世帯に対する臨時特別給付金の事務費に対し補助されるもので、補助率は10分の10です。
委託金です。総務費委託金、統計調査費委託金の統計調査費委託金は、新型コロナウイルス感染症対策の消耗品に対し補助されるもので、補助率は10分の10です。
寄附金の寄附金です。一般寄附金の一般寄附金は、個人及び法人、合わせて6件の寄附があったことによるものです。
繰入金の基金繰入金です。財政調整基金繰入金の財政調整基金繰入金は、当初予算において1億5,000万円を計上いたしましたが、普通交付税が当初予算から2億2,345万2,000円の増額となったことに伴い、減額するものです。
14ページ、15ページをお願いいたします。
特別会計繰入金です。国民健康保険特別会計繰入金、後期高齢者医療特別会計繰入金、介護保険特別会計繰入金は、昨年度、特別会計が一般会計から受けた各繰入金について、決算により生じた不用額を一般会計との間で精算するため、増額するものです。
繰越金です。繰越金の前年度繰越金は、純繰越金から令和2年度への繰越財源を差し引いた額と当初予算額との差額を増額するものです。
諸収入の貸付金元金収入です。中小企業融資貸付金元金収入の中小企業融資貸付金元金収入は、6月に予備費充用をした中小企業金融対策資金預託金の増額に対するものです。
雑入です。雑入、雑入の高山村地域間交流事業参加料は、感染症拡大防止の観点から事業を中止したことによるものです。健康づくり・未病改善運動教室事業参加料は、感染症拡大防止の観点から健康づくり水中運動教室を中止したことによるものです。農林水産まつり協賛金は、感染症拡大防止の観点から農林水産まつりを中止したことによるものです。消防団員安全装備品整備事業助成金は、消防団員等公務災害補償等共済基金から安全装備品の購入に対して助成を受けることができるようになったことによるものです。生涯学習センターカラオケ利用料は、感染症拡大防止の観点から施設を休館したことによるものです。にのみや町民大学推進事業参加料は、感染症拡大防止の観点から講座を中止したことによるものです。体育祭プログラム広告収入は、感染症拡大防止の観点から体育祭を中止にしたことによるものです。
町債の町債です。臨時財政対策債の臨時財政対策債は、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大、あるいは長期化に備え、発行可能額の上限まで増額するものです。
次に、歳出です。16ページ、17ページをお願いいたします。
総務費の総務管理費です。一般管理費、ガラスのうさぎ像平和と友情推進事業の記念品からラディアン使用料までは、感染症拡大防止の観点から、ガラスのうさぎ像平和と友情のつどいを中止したことによるものです。
広報費は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の歳入補正に伴う財源補正です。
財政管理費、財政管理経費の財政調整基金積立金は、地方財政法に基づき、繰越金の2分の1の積立てを行い、将来の財政需要に備えるとともに、臨時財政対策債の増額分を積み立てるものです。公共施設整備基金積立金は、将来の公共施設整備に備えるため、積み立てるものです。地域福祉基金積立金は、ふるさと寄附金を積み立てるものです。みどり基金積立金は、ふるさと寄附金と吾妻山公園等に設置している募金箱への寄附を合わせて積み立てるものです。災害対策基金積立金は、昨年、財源として取り崩した金額に残額が生じたため、基金への積み戻しを行うとともに、ふるさと寄附金を積み立てるものです。庁舎整備基金積立金は、庁舎整備に要する財源に充てるため、計画的に積み立てるものです。新型コロナウイルス感染症対策利子補給基金積立金は、コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、補助割合を拡大した中小企業貸付金利子補助金の次年度以降の財源とするため、基金に積み立てるものです。
財産管理費、庁舎維持管理経費の通信運搬費及びクラウド型電話交換機使用料は、当初、電話交換機使用料として支払うこととなっていた通信料について、回線使用料として支払うこととなったため、通信運搬費へ予算を組み替えるとともに、新型コロナウイルス感染症の影響等により、通信費が増加したことによるものです。
財産管理経費の庁用器具費は、経年劣化した掃除機を2台購入するものです。町民センター維持管理経費の通信運搬費は、庁舎維持管理経費のクラウド型電話交換機使用料から予算を組み替えるものです。エアコン設置工事は、感染症対策、稼働率、設置費用を併せて検討した結果、ホールを除く各部屋に空気清浄機つきエアコンを設置するものです。
企画費、地域公共交通推進事業の地域公共交通運行継続等支援金は、秦野、中井、二宮、大磯の1市3町で連携して、路線バス事業者が行う感染予防対策に対して支援金を支給するものです。
電算管理費、電算運用事業のシステム保守委託料は、議事録作成支援システムの保守費用です。コンピューター備品購入費は、会議や相談業務をオンラインで実施するためのタブレットパソコンやヘッドセット等の機材及び災害時用パソコンを購入するとともに、オンライン会議等での議事録作成の迅速化を図るため、議事録作成支援システム等を購入するものです。
防災対策費は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の歳入補正に伴う財源補正です。
町民活動推進費、町民活動推進事業の専門職謝礼は、感染症拡大防止の観点から、4月から6月の無料法律相談を中止したことによるものです。地域間交流事業委託料は、長野県高山村との地域間交流事業を中止したことによるものです。地区長連絡協議会交付金は、感染症拡大防止の観点から、地区長県外視察研修を中止したことによるものです。
徴税費です。賦課徴収費、償還金及び還付加算金の過誤納等還付金は、法人から提出された法人町民税の還付申告が増加したことによるものです。
18ページ、19ページをお願いいたします。
戸籍住民基本台帳費です。戸籍住民基本台帳費は、通知カード再交付手数料の歳入補正に伴う財源補正です。
統計調査費です。諸統計費は、統計調査費委託金の歳入補正に伴う財源補正です。
民生費の社会福祉費です。社会福祉総務費、民生委員児童委員経費の民生委員児童委員協議会運営費交付金は、県の民生委員児童委員活動費等負担金交付基準額が改正されたことによるものです。
戦没者追悼事業の消耗品費から会場設営委託料までは、感染症拡大防止の観点から追悼式を中止したことによるものです。
障がい福祉費、在宅障がい者援護事業の障害者地域生活サポート事業補助金は、感染症拡大防止の観点から、よるべふれあい祭りが中止となったことによるものです。
自立支援給付事業の自立支援医療給付補助金は、更生医療費給付の新規利用者の増加等によるものです。
老人福祉費、高齢者祝金事業の消耗品費及び通信運搬費は、感染症対策として、人と人との接触を極力避けるため、祝い金の手渡しでの支給から郵送での支給に切り替えるための封筒及び郵送料です。
高齢者福祉施設等関係経費の修繕料は、松根ゲートボール場のフェンス下の土留めの板が腐食しているため、修繕するものです。
在宅高齢者生活支援事業の消耗品費及び通信運搬費は、感染症対策として、人と人との接触を極力避けるため、民生委員による避難行動要支援者登録の訪問勧奨を郵送による勧奨に変更するための封筒及び郵送料です。
児童福祉費です。児童福祉総務費、一般経費の国庫支出金等返還金は、令和元年度の子ども・子育て支援交付金の収入額が実績額を上回ったため、精算をするものです。
保育所費は、子ども・子育て支援給付費負担金の歳入補正に伴う財源補正です。
児童給付費、子ども・子育て支援給付経費の国庫支出金等返還金は、令和元年度の保育対策総合支援事業補助金及び子育てのための施設等利用給付負担金の収入額が実績額を上回ったため、精算をするものです。
20ページ、21ページをお願いいたします。
衛生費の保健衛生費です。保健衛生総務費、保健衛生管理経費の次亜塩素酸水配布業務委託料は、消毒・除菌製品の流通再開に伴い、7月末で次亜塩素酸水の配布を終了したことによるものです。
保健対策費、健康づくり・未病改善事業の健康づくり水中運動教室委託料は、感染症拡大防止の観点から、健康づくり水中運動教室を中止したことによるものです。
環境保全費です。環境保全対策費、美化推進事業の消耗品費は、ごみ置場における感染症拡大・飛散防止策として、ファスナーつきカラスネット等を購入するものです。
一般廃棄物処理事務事業の消耗品費は、廃棄物の収集、運搬、処理に関わる事業者に、感染予防に必要な物品を支給するものです。
農林水産業費の農業費です。農業振興費、農業振興事業の協力者謝礼から農林水産まつり委託料までは、感染症拡大防止の観点から、農林水産まつりを中止したことによるものです。
有害鳥獣対策事業の協力者謝礼は、イノシシの捕獲数が当初見込みより増加したことによるものです。
商工費の商工費です。商工振興費、商工業振興対策経費の中小企業等家賃支援補助金は、補助金の申請期間が終了し、交付決定事業者162件で確定したことによるものです。
勤労福祉費、勤労者福祉対策事業の西湘地域労働者福祉協議会補助金及び平塚地区メーデー補助金は、感染症拡大防止の観点から、対象事業が中止となったことによるものです。
土木費の道路橋りょう費です。道路維持費、道路維持管理経費の街路灯設置工事は、商店会が設置、管理をしていた商店街の街路灯を新たに町がLED街路灯を設置し、管理を行っていくものです。
なお、コロナウイルス感染症対策に伴う事業者支援の側面も持ち合わせております。
22ページ、23ページをお願いいたします。
都市計画費です。都市計画総務費、コミュニティバス運行事業の新型コロナウイルス感染症対策経費支援金は、コミュニティバスの運行事業者が行う感染症対策に対して支援金を支給するものです。
空家等対策推進事業の空き家リフォーム・解体補助金は、感染症対策及び経済対策として、空き家の建て替えやリフォームを促進することで、テレワークなど新しい生活様式に適応した住環境を推進するものです。
消防費の消防費です。常備消防費は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の歳入補正に伴う財源補正です。
非常備消防費は、消防団設備整備費補助金、市町村地域防災力強化事業費補助金及び消防団員安全装備品整備事業助成金の歳入補正に伴う財源補正です。
教育費の教育総務費です。教育委員会費、教育委員経費の費用弁償及び関東甲信越静市町村教育委員会連合会総会負担金は、群馬県太田市で開催予定であった総会が書面による開催に変更となったことによるものです。
事務局費、教育研究所経費の教科教材備品購入費は、学校現場での児童生徒の密を避けるため、MESH等のプログラミング教材を1人1台ずつ使用できるよう追加購入するものです。
一般経費の全国人権同和教育研究大会参加負担金は、感染症拡大防止の観点から、第72回全国人権同和教育研究大会が延期されたことによるものです。
教育振興費、教育振興経費の施設入場料は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会延期により、学校連携観戦チケットの購入費を減額するものです。自動車借上料は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、小中学校が一斉休業となり、水泳の授業が中止となったことによるものです。修学旅行キャンセル料補助金は、二宮中学校の修学旅行中止に伴い発生したキャンセル料を補助するものです。
ICT教育推進事業のGIGAスクールサポーター配置業務委託料は、児童生徒に1人1台整備するタブレット端末を有効に活用するための支援員を配置するものです。コンピューター備品購入費は、オンライン学習に必要なモバイルルーター及びヘッドセットを購入するものです。
小学校費です。学校管理費、小学校共通施設管理運営経費の校長会負担金は、感染症拡大防止の観点から、川西地区公立小学校研究大会が中止となったことによるものです。
24ページ、25ページも併せてお願いいたします。
二宮小学校教育施設整備事業、一色小学校教育施設整備事業、山西小学校教育施設整備事業の教室網戸設置工事は、感染症対策として、教室及び廊下等の窓に網戸を設置するものです。保健衛生備品購入費は、感染症対策として空気清浄機、移動式エアコンなどを購入するものです。
24ページ、25ページをお願いいたします。
教育振興費です。二宮小学校教育振興経費、一色小学校教育振興経費、山西小学校教育振興経費の教科教材備品購入費は、学校現場での児童生徒の密を避けるため、顕微鏡及びミシンを1人1台ずつ使用できるよう追加購入するものです。
中学校費、学校管理費の中学校共通施設管理運営経費の校長会負担金は、感染症拡大防止の観点から、全日本中学校長会などが中止となったことによるものです。教頭会負担金は、感染症拡大防止の観点から、全国公立中学校教頭会研究大会などが中止となったことによるものです。
二宮中学校教育施設整備事業の修繕料は、屋上受水槽に連結している加圧ポンプが故障し、一部のトイレが使用できなくなっているため、修繕を行うものです。
二宮西中学校教育施設整備事業を併せてご覧ください。
教室網戸設置工事は、感染症対策として、教室及び廊下等の窓に網戸を設置するものです。保健衛生備品購入費は、感染症対策として、空気清浄機、移動式エアコンなどを購入するものです。
教育振興費です。二宮中学校教育振興経費、二宮西中学校教育振興経費の教科教材備品購入費は、学校現場での児童生徒の密を避けるため、顕微鏡及びミシンを1人1台ずつ使用できるよう追加購入するものです。
社会教育費の社会教育総務費は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の歳入補正に伴う財源補正です。
青少年育成費、青少年育成地域活動事業の広域連携中学生交流洋上体験研修事業負担金は、感染症拡大防止の観点から、研修が中止となったことによるものです。
子ども会活動支援事業の子ども会活動事業補助金は、感染症拡大防止の観点から、子ども野外研修が中止されたことによるものです。
図書館費、図書館運営事業の講師謝礼は、施設休館中等の各種講座が中止または延期となったことによるものです。
文化財保護費、伝統芸能保存事業の消耗品費から二宮高校相模人形芝居補助金までは、感染症拡大防止の観点から、民俗芸能のつどいを中止したことによるものです。
26ページ、27ページをお願いいたします。
生涯学習振興費、にのみや町民大学推進事業の町民大学一般講座委託料は、施設休館中等に講座を中止したことによるものです。
文化振興事業、ラディアン20周年記念事業の文化祭委託料は、感染症拡大防止の観点から文化祭を縮小したことによるものです。ラディアン使用料は、感染症拡大防止の観点から、ラディアン20周年記念事業を次年度以降に延期したことによるものです。
生涯学習センター管理運営事業の修繕料は、経年劣化により閉架書庫及びホールの空調設備等が故障したため、修繕を行うものです。手数料は、感染症拡大防止の観点から施設を休館したことにより、ピアノの調律を1回行わなかったことによるものです。施設管理委託料は、感染症拡大防止の観点から施設を休館したことによるものです。特別収蔵庫空調設備更新工事は、経年劣化により文化財等を保管している特別収蔵庫の空調が故障し、使用不能となったため、更新を行うものです。
ふたみ記念館管理運営事業の施設管理委託料は、感染症拡大防止の観点から、施設を休館したことによるものです。
保健体育費です。保健体育総務費、社会体育推進事業の市町村対抗駅伝補助金は、感染症拡大防止の観点から駅伝が中止となったことによるものです。
町内一周継走大会事業の付添看護師等謝礼からコース上警備委託料までは、感染症拡大防止の観点から大会を中止したことによるものです。
二宮町体育祭事業の町体育祭委託料は、感染症拡大防止の観点から町体育祭を中止したことによるものです。
体育施設費、武道館施設管理運営事業の高木剪定等委託料は、武道館の下の樹木が高くなり、強風時に倒木するおそれがあるため、剪定等を行うものです。
町立体育館施設管理運営事業の修繕料は、網戸及び洗面所の配管等が経年劣化により損傷しているため、修繕を行うものです。トレーニングルームエアコン設置工事は、感染症対策のため、空気清浄機能付きエアコンを設置するものです。トイレ改修工事は、感染症対策としてセンサー型トイレに改修するとともに、女子トイレの一部を和式から洋式にするものです。過誤納等還付金は、休館期間の対応として、年間パスポートの返金希望者に対して還付を行うものです。
町民運動場施設管理運営事業の高木剪定委託料は、運動場北側の樹木が高くなり、強風時に倒木するおそれがあるため、剪定を行うものです。
町民温水プール施設管理運営事業の修繕料は、経年劣化により、ろ過装置、プール室内照明が故障したため、修繕を行うものです。過誤納等還付金は、休館期間の対応として、年間パスポートの返金希望者に対して還付を行うものです。
学校給食費、学校給食施設管理運営経費の修繕料は、経年劣化により給湯器、超音波洗浄機等が故障したため、修繕を行うものです。庁用器具費は、給食の材料や給食を学校に運ぶ際に計量するデジタル台はかりが故障したため、更新するものです。
予備費です。今回の補正に伴いまして、新型コロナウイルス感染症対策費用に活用するため2,666万5,000円を減額し、総額を4,822万7,000円とさせていただくものです。
28ページ、29ページをお願いいたします。
地方債の現在高の見込みに関する調書です。表の一番下の合計欄をご覧ください。
本補正予算において8,700万円を増額いたしますので、当該年度中起債見込額の合計が、補正後は4億9,650万円となります。これにより、当該年度末現在高見込額については、補正前の額75億2,131万8,000円から、補正後の額が76億831万8,000円となるものです。
以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
52: ◯議長【野地洋正君】 これより質疑に入ります。
ちょっとお待ちください。ありがとうございます。
53: ◯議長【野地洋正君】 善波議員。
54: ◯1番【善波宣雄君】 17ページの地域公共交通運行継続等支援金の負担金、コロナ対策の、これが二宮町は208万8,000円ですけど、これが路線を持っているところの割当てで来ているわけですね。そうすると、近隣市町での負担はどういうふうになっているのか、そこを教えていただきたいのと。
それから、関連する23ページのコミュニティバスの運行に対する、これも同じようなこれは感染対策ということで100万円。ああ、相手方に10万円出しているということですけど、これは路線のほうの神奈中に委託しているんだから、考え方としては同じだと思うんですけど、これをちょっとご説明願いますか。
55: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。
56: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 それでは、地域公共交通の支援金ということで、こちらについては、先ほど部長のほうからもありましたけれども、秦野、中井、二宮、大磯と広域で連合を組んでいるところと神奈中さんのほうと話合いをしまして、根拠としては、秦野営業所、こちらの台数が117台、それから平塚営業所の中で、二宮と大磯を走っている台数、これがおよそ57台ということで、これを足した174台、こちらの台数に対して、実際にコロナの感染症予防の対策をしているのが、1年間で割り返すと、1台当たり550円かかるということで、365日それを続けたとして1台当たり20万経費がかかるので、その2分の1を市町村で支援しますということになっていますので、1台当たり大体10万円、大体じゃないですね、すみません、10万円の算定額ということで、174台なので、全て合わせると1,740万円かかりますけれども、これを1市3町の人口で割り返して負担をするということになりますので、二宮町のほうは208万8,000円という金額になっています。
この算定根拠を使って、それぞれ各市町村で独自に神奈中に委託しているコミュニティバスですとか、コミュニティタクシーですとか、そういったものは同じ算定式を使って、各市町村で出すか出さないかを考えましょうということで、コミュニティバスについては、1台ですから、その算定根拠の10万円を町のほうから神奈中のほうに支援するというような形で、23ページのほうは1台分ということになっています。
以上です。
57: ◯1番【善波宣雄君】 はい、分かりました。
それから、もう一点ですね。
58: ◯議長【野地洋正君】 善波議員。
59: ◯1番【善波宣雄君】 それから、もう一点、ここでいろいろ公共施設の使用が中止になっておりますけど、この辺で使用料についての見直しとか、そういうのはお考えになっているのかどうか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
60: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
61: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 現在、現実として、使用人数の制限ということを利用者の方にお願いしておりますので、当初、このコロナの影響がどこまで続くか分からないという中でお願いをしておったんですが、ちょっと長期化、引き続き期間をお願いしていかなきゃならないような状況かなというふうにもちょっとなってきていますので、その辺り、今後、考えていかなければならないなというふうな検討を今しております。
62: ◯議長【野地洋正君】 町長。
63: ◯町長【村田邦子君】 今は部長お話ししましたけれども、ここで国のほうも、公共施設、いろいろな部分の制限の緩和というのも出してきていますけれども、そういったことも検討しながら、そういう減免の措置などを至急検討していきたいと考えています。
64: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
65: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 今、減免、町長のほうから至急という、至急減免を考えていきたいという発言がありました。減免をするに当たっては、やはり条例あるいは規則というものがございますので、ちょっと各施設によって条例規則の取扱いが異なっておりますが、必要に応じて、そういったものの改正というのも、今後、ご提案させていただく場合があるということをご承知おきください。よろしくお願いいたします。
66: ◯1番【善波宣雄君】 その点、よろしくお願いいたします。
以上です。
67: ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。
68: ◯12番【根岸ゆき子君】 15ページ、雑入、健康づくり・未病改善運動教室事業参加料、プールなんですけれども、これも人数を少なくしたらできたのかという検討経緯ですか、検討中身。歳出のほうでは委託料は同額出ますが、参加料がプラスになったとしても、参加料が少なかったとしても、少し望んでいらっしゃる方はいるかと思うので、その辺りで、やる可能性の方向の検討はどうされたかということを教えてください。
それから、17ページ、ガラスのうさぎは取りやめといたしました。それなりに町の広報なんかされたかとは思うんですけれども、ホールに人は呼ばなくても、何か、何て書いてあったですね、動画を撮って、町のホームページから見られるように、ちょっと代表者の方のメッセージをそこで発信するというようなことは考えたでしょうか。
それから、19ページ、戦没者追悼事業も同じです。あそこに神社、お寺の方に来ていただいて、そして代表者の方のご挨拶ぐらいは、少し動画に撮って発信をするということもできたのではなかろうかと思いますが、そういう検討はいかがだったんでしょうか。
それから、その下のほう、真ん中ですか、自立支援給付、自立支援医療給付補助金が1,000万円ということで少し跳ね上がっております。新規の方と言いますけれども、ちょっと年代とか中身について、もう少し詳しく教えてください。
それから、27ページ、生涯学習センター管理運営事業、ラディアンの特別収蔵庫空調整備更新工事、これはちょっと中身のことを心配されておられる方もいらっしゃいました。大丈夫だったでしょうか。どういう手だてを中身については取られたのかということと、あと、それから、これの工期について教えてください。
以上です。
69: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの出席議員は13名でございます。引き続き会議を開きます。
70: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。
71: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 15ページの健康づくり・未病改善運動教室事業参加料についてになりますが、こちらの事業につきまして、やはり活動が水中ということになりますので、マスクや消毒といったような感染症予防ができないというのと、あと、やはり小学生、幼児の教室につきましては、毎回ほぼ定員に近い人数の方が参加していただいています。
それに加えて、一般のお客様もいらっしゃいますので、特に更衣室等は密室、密集になってしまいます。ですので、1教室をやはり、もし再開するんであれば、教室の人数は少なくしないといけないかなというような検討はしてまいりました。
ちょっとやはりそれでも、人数が密になってしまうということですので、ちょっと来年度以降の教室については、教室の人数の見直しですとか、あと内容、やり方、こちらと、人数が少なくなると、やはりそれなりに参加料も少なくなってきますので、その辺の費用についても、業者のほうと安全に進める方向ができるかどうかというのは今後も検討してまいります。
以上です。
72: ◯議長【野地洋正君】 総務課長。
73: ◯総務課長【西岡英明君】 それでは、ガラスのうさぎ像平和と友情のつどい事業に関してお答えいたします。
今年度、コロナウイルスの関係で、式典自体は中止ということにさせていただきましたが、実施した事業といたしましては、駅南口、ガラスのうさぎ像のところに千羽鶴の飾りつけということは、これは例年どおりやらせていただいて、約4万羽の千羽鶴の飾りつけをしたということでございます。
それと併せて、8月5日には、町長メッセージということで、ホームページにつどいの関係を含めて、町からの平和に関するメッセージということで、ホームページに上げさせていただきました。
あわせて、平和首長会議のほうのホームページにもリンクを貼りまして、町のホームページに飛ぶようなということで、そちらのほうでもメッセージが見れるというふうな形を取らせていただきました。
議員ご質問の動画等の発信というところまでは今回は至りませんでしたが、今後ちょっと、このまま同じような形で続くようであれば、そういったことも考えていかなきゃいけないのかなというふうには考えているところです。
以上です。
74: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。
75: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 まず、戦没者追悼式の動画発信とかできなかったというふうなことについてお答えします。
戦没者追悼式、参加される方が、戦没者の方のお子さんが今中心になっております。かなり高齢化されているということと、それから、当然、慰霊塔の近くでやることに意義があるということで、なかなか動画発信というところまでいかないというふうなところが現状でございます。
続きまして、自立支援医療の給付の補助金の内容でございます。こちらの給付の対象の方は、ほとんどが透析患者の方でございます。新規の方というのは、後期高齢者医療の該当者が3名、それから生活保護受給者の方が1名増加、それと、新規ではないんですけれども、生活保護の方で、医療方針が変わったということで変更になった方が1人いらっしゃいます。
特に、この金額が増える理由なんですけれども、生活保護の方の透析の医療、全てこの制度で持ちますので、1人当たり40万とか50万、毎月かかるような医療になりますので、どうしても人数が少なくても金額が増えてしまうという現状でございます。
以上でございます。
76: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。
77: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 ラディアンの特別収蔵庫についてのご質問なんですが、定期的に保守点検等を行っていたんですが、突然故障しまして、代替の部品などもないということで、今回、更新工事を、完全に入替えというふうな形でさせていただきたいということで、補正予算のほうをお願いすることになりました。
今現在なんですが、この特別収蔵庫のほうには、絵画、ふたみ記念館にもありますが、二見利節の絵画であったり、それから文化財など、土器であったりとか、そういったものをちょっと保管してあるんですが、その中で、特に温度や湿度の影響を受けやすい絵画につきましては、図書館の中に管理室、ふだん、打合せとかで使っているスペースがあるんですが、そちらのほうに絵を移しまして、空調をかけまして、なるべく温度や湿度が変更、大きく動かないようにということで、今一時的に保存をしているような状況になっております。
それから、工期についてご質問いただいているんですが、今回のこの収蔵庫の空調なんですが、受注生産品ということで、発注から物が納品されるまでに約45日かかるというふうなところがメーカーのほうから言われております。
さらに、納品された後、その収蔵庫場所にふさわしい配管であったりとか、そういった設置に関して、現地の計装工事というそうなんですが、そういった工事が必要になりますので、その辺り、もし補正予算をいただきましたら、早急に業者と打合せをしまして、一刻も早く復旧できるようにというふうに今現在考えております。
以上です。
78: ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。
79: ◯12番【根岸ゆき子君】 水中運動教室は、いろいろ検討はされているんだときっと思いますけれども、今後、なるべく早くやりたいというニーズの声は、直接は来ているのかどうかは、私はちょっと存じ上げませんけれども。来ているんでしょうか、では、すみません。教室参加者の方のお声なんかは聞いていらっしゃるかどうか。じゃ、もう一回聞きます。
あと、それから、ガラスのうさぎ像も、もうやれることはやったということかと思います。
戦没者のほうは、あまり検討しなかったのかなという印象ですけれども、何かあったらそれ、検討したんだという事実はちょっともう一回、答弁があるなら教えてほしいです。
町長にお伺いするんですけれども、そういうオンラインというか、そこの関係でこれからもう少し整備する必要があるだろうと、こういうことでも素早く使えていくようになるといった意味では、そこら辺の環境整備も必要かと思いますけれども、どうでしょう。動画配信でホームページというとちょっと違う雰囲気もあるかもしれませんが、スマートに、いろいろ町民へのそういう、町民とのつながるツールとしても、オンライン活用ということに対して、ちょっとこの決算の、コロナ、決算から見える、決算じゃない、補正から見えるところでも、やめました、やめましたということが多いものですから、そこから見ても必要かと思いますけれども、そういう環境整備についてはいかが考えていらっしゃるか、教えてください。
あと、それから、自立支援は分かりました。
特別収蔵庫ラディアンですけれども、となると、どうなんでしょうか。今年度中に終えるという見込みでよろしいですか。
以上です。ちょっと長い。
80: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。
81: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 水中運動教室についてですが、こちら、5月に今年度中止いたしますというような形でお手紙を出させていただきました、継続で申込みされていた方に。
お手紙を出した後も、特にそんな多数の方がやりたいですというお話ではなかったんですが、やはりここに来て、最近、数件程度は、再開のほうはしないんでしょうかというようなお問合せは数件ほどいただいております。
以上です。
82: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。
83: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 戦没者慰霊祭の中止の検討なんですけれども、実は、戦没者追悼事業、昨年も荒天のため中止ということになりました。なかなか高齢者の方も多くて中止になるという可能性は高いんですけれども、動画配信ということは、例えばラディアンでライブ映像ですとか、そういうふうなこともちょっと検討させていただいたんですけれども、その中で、遺族会との話の中で、やはりあそこの場所、要するに川勾神社の慰霊塔のところでやることに意義があるんだというふうなご意見が強くて、なかなかそういう動画配信ですとか、そういうことは難しい。
また、ちょっと高齢化ということがありますので、スマホですとかパソコンになかなかなじみがない方が多いということもございますので、場所にちょっとこだわるではないんですけれども、どうしてもそういうふうな感じのところでやるというふうな流れになっております。
以上でございます。
84: ◯議長【野地洋正君】 町長。
85: ◯町長【村田邦子君】 いいでしょうか。様々なそういう危機は8月もそうです。この補正も含めて、いろいろと庁内では準備をしております。別に動画配信だけでなくて、様々なオンライン会議なども使わなくてはなりませんので、その辺は準備していますので、それは、あと使いこなしてできて、いろいろと可能性はあると思っています。
動画配信のところ、動画にこだわるのか、そういうところはあると思いますけれども、内容だと思います。そのメッセージ性と内容というのは重要であって、動画が全て、いろんな動画、世の中に流れているようですけれども、動画にすれば、逆に全てということではないのと思いますので、やはりその中身というのをしっかり考えていきたいと思います。動画を否定するものではありませんけれども。
そして、今、課長も答弁しましたけど、遺族会のほうは、やはりちょっと、やはりあの場所の形式を変えるということに対して、遺族会のほうの皆様方、なかなかその辺、やはりこだわりというと変なんですけれども、やはり今までの形式なり、そのことにすごくやはり思い入れがある方がたくさんいらっしゃいますので、一足飛びに、みんなの、会長のメッセージ、私のメッセージ、いろいろな、そういうお参りの様子を映せば済むというふうにちょっと切替えがなかなかいかないところもあって、会のほうの皆さんと丁寧に今、次年度に向けて、やはりどういった形でできるのかということをお話ししているということで、検討もしていないわけでもないですし、まるっきりなしにするという可能性のそういう話をしているわけではないので、その辺はやはり、新たなそういうツールを使うにしても、いろいろご理解を得ながら進めなきゃいけないところもあるというのを、一方でご理解いただければと思います。
その中で、こちらで一方的に何か発信してしまうというのも、やはりちょっと無理があった状況というのはあると思いますので、今はもう既に、次年度をどうしていくのかというのは、ほかのイベント、事業全て今やっておりますので、そういった中で、新たなツールを使いながら、町民の皆様方にやはりしっかり伝わるという形を取っていかなきゃいけないと思います。
86: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。
87: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 特別収蔵庫の関係なんですが、実際にものが入ってから、現地でどういうふうに工事をするかというところをメーカーのほうとしてもきちんと確認してからということになるので、何月何日にというのがちょっとなかなか、今ここですぐ分かるものではないんですけれども、契約など、少しでも短くできるようなところは庁舎内で連携して、遅くとも今年度いっぱいには、ちょっとこちらの修理が終わるようにということで、一刻も早くということで、こちらのほうも努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
88: ◯議長【野地洋正君】 よろしいですか。
暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前11時10分から始めます。
午前10時57分 休憩
────────────────────────────────
午前11時10分 再開
89: ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
90: ◯議長【野地洋正君】 坂本議員。
91: ◯6番【坂本孝也君】 今回のこの補正の一般会計の印象といいますか、流れを見ていると、コロナで大変なことになったそれの整理というか、それが一覧表に載っているという感じがするわけですよ。
先ほど一つ一つ、志賀部長から説明がありましたけれども、やはり、苦労して結果が数字で、ただ数字になって載っているというのを我々は見ると、この数字に至るまでに相当議論があったり、担当課でもんだはずなんですよね。その辺の苦労話がちょっと伝わってこないという印象なんですよ。
ですから、そういう意味では、もう少し重点的に、この部分はこういういろんな議論があって、結果的にはこういうことになりましたというぐらいの、何かしゃべらなくても文章かなんかあると我々は理解しやすいという印象を受けました。
1つは、先ほど来、善波議員から出ましたけれども、各公共施設がしばらく閉鎖になりました。それはもう分かっています。密になっちゃうとか、いろいろそういう意味では、使用を控えましょうということになるんですけれども、その後、緩和されてきました。使ってもいいよということに、今そうなっています。
そこで、今度は利用、私も中里防災コミセンなんかを使っていますけど、今度は人数制限が出てきたの。今までと同じに何十人も入っちゃいけないんですよということを言われて、それは分かりましたということになっているんですけど、そのときに料金は同じなんですよ。これ、おかしいでしょう。だから、閉鎖なら閉鎖で分かります。それから、閉鎖を緩和するというときが来たら、その辺の料金はどうしようかということを考えなかったんですかというのが1つ質問。
それから、我々商工、ああいう振興対策費ということで、家賃補助ってすごく手を挙げて、いただいた方々は喜んでいます。ただ、残念ながら、対象者が少なかったという、そういうような結果だと思うんですけど。
じゃ、そのときに、このぐらいの人が多分手を挙げるんじゃないかという予想をして、それなりにあんまり来なかったという結果が出た。そうしたら、お金、当然予算が残るので、じゃ、二の矢というか、じゃ、次にこうしようというようなことが議論されなかったのかどうかというのも聞きたい。まだ残ったお金をさらにということの計画があるのかどうかも聞きたいです。
あと、カラスネットってこの同じ21ページですけど、そういうのをコロナで、各家庭のごみが散乱しちゃいけないというようなことから、こういう予算が出ていますけれども、じゃ、収集している業者はどういうことを手当てしたんですか。
要は最前線の看護師さんとか、お医者さんと同じような立場の業者が2つ、二宮にはいます。この人たち、どこでコロナが発生したか、今9人ですけど、9人の発生した家とか、家庭とかは知らないわけですよ。我々も知りません。ただ二宮で9という数字が出ている。でも毎朝、その家庭にも収集に行っているわけです。
そうすると、通常の5年計画の、もう5年計画というか、5年契約だな、そういうので契約している契約範囲内でちょっと済まないんじゃないかと思うんです。その辺の通常の契約は最初契約しちゃったからそれでいくんですけど、でも、その途中でこういうことが発生したときに、行政として何か手当てをしているんですかというのを1つ、それだけ聞きたい。
以上。
92: ◯議長【野地洋正君】 公共施設の閉館、開館については全般的なことでお答えいただきたいと思います。
93: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
94: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 まず、ちょっと我々の検討の過程が、あまり私の最初の説明で見えてこないというお話がございましたが、ちょっとやはり分量も多くて、なかなかそこまでちょっと説明が至っていないというのは申し訳ないと思います。
ただ、一つ一つの事業を取りやめるということについても、担当課で検討し、あるいは町全体として、コロナの対策会議というのを開いて、そういった中で方向性を考えて、その結果が、予算としては補正予算として出てきたということでご理解をいただければと思います。
あと、施設の関係、利用制限を確かに再開とともに、制限というか、できればということでお願いをしているという、そういう状況だというふうに認識しています。施設の利用料金自体が利用できる人数で定めているものではありませんので、あくまでもランニングコスト、そういったものから使用料金の算出をしていますので、当初は使用料を割り引くといったような考えはなかったわけなんですね。
先ほどもちょっと申し上げましたけれども、一定期間で終息をするのではないかという見込みが甘かったと言われればそうかもしれませんけど、どこかの段階で、全部普通どおり使っていただけるのかなという思いもあったというのも事実だと思います。
そういった中で、今回、ちょっとやはり引き続き、利用の制限をお願いしていかなければならないであろうと、政府のほうで拡大ということが言われていますけれども、フルスペックに戻るということでもないのかなと思っていますので、今よりはもう少しできるだけ緩和をしていきたいなとは考えていますが、それでも、ある一定の制限をかけなければならない状態が続くというふうに思っていますので、今回、町長のほうからもありましたけれども、使用料の減免ということも踏み込んでいくということを検討していると、そういう状況でございます。
あと、家賃補助、細かいお話は担当課なんですが、二の矢、三の矢を考えなかったのかというご質問なんですが、もう既に二の矢、三の矢のほうが、8月の補正予算で出しているという状況だというふうにご理解をいただければと思います。
むしろこの補正を受けて、二の矢、三の矢を考えるということではなくて、もう既にずっと動いていますので、家賃補助の決算の見込みというのも少しずつ分かってはいた、そういった中で、じゃ、次は何をしようということで、やはり急ぎ取り組む必要がある。
そういったものを通常の定例会ではなくて、臨時会として先んじてお願いした、既に、例えばですけれども、飲食店の応援のクーポンなんていうのが、来月1日からはもう販売されるといったような形で、先に先に動いているというご理解をいただければというふうに思います。
以上です。
95: ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。
96: ◯産業振興課長【石原慎也君】 家賃補助の関係でございますけれども、確かにこちらは想定よりもかなり低かったということで、借りて経営されている方というのが非常に少なかったという状況というのが見えましたので、今ありましたように、中小企業の事業継続支援金、8月の臨時会のほうで出させていただきまして、予算化になりましたけれども、広く皆さん、事業者の方というのを支援するという形ですとか、先ほどありましたけれども、飲食店応援クーポンという形で、そういう形で変えていきながら、今は経済対策ということで対策のほうを講じているという状況でございます。
以上です。
97: ◯議長【野地洋正君】 都市部長。
98: ◯都市部長【椎野文彦君】 そうですね、ごみ収集業者、最前線で事業をしているのに、その手当てどうされているんですかというようなお話があったと思いますが、登壇で志賀部長のほうから説明をさせていただいたんですけれども、ごみの収集業者、あるいは処理業者、運搬業者に対して、コロナの中において感染予防対策、大丈夫ですかというようなことを、町のほうから確認させていただきました。
当初は何とかなりますよというようなお話があったんですけれども、やはりコロナはなかなか終息しないというところで、サポートしていただけるとありがたいというようなことがございましたので、こちらにある予算の同じ事業の一般廃棄物処理事務事業消耗品、この金額についてが、ごみの収集業者、運搬業者、処理業者、合わせて5事業者ございますので、その5事業者に対してアルコール消毒、なかなか手に入れるのが安定的ではないというような話だったのでアルコール消毒、あるいは作業用の手袋、さらにはマスク、こちらについて、従業社員の数割で各5事業者に配付するような予算計上を今回させていただいている経過でございます。
99: ◯議長【野地洋正君】 坂本議員。
100: ◯6番【坂本孝也君】 今のお話、よく分かりました。ほかにも中止、中止という事業がいっぱいあったんですけど、それは今のお話を聞くと、それなりに担当課とかみんなで考えながら、こういう結果になったということがおおよそ分かるようになりました。
最後に、1つ、やっぱり、ラディアンの大ホールを予約しているピアノの発表会とかというの、もう入っているんだね。そういうのを見ると、これからかな、あれは10月半ば頃だと思ったけれども。かわいそうなことに、人数は100人しか入れませんよって言われながら、1万6,000円だか幾らかのホールの使用料を取られる。普通は500人入れる場所をそういう制限されながら、でも、恒例のいつもの業者ですから、やっぱりやろうとしているんですけど、そういうようなときに、町長の一声でやっぱりそれは、何かいいあれができないかなと。今の志賀部長だと、条例改正というのはまた関門があるんですよ、時間的に。議会議決しなくちゃいけない。
だから、そういうことをもう現在動いちゃっているわけだから。でなきゃあそこは使えないということにしておけば、そういうことは起きないわけ。でも、使えるということだから予約が入っています。そういうふうなことをよろしく計らっていただくと、町内、町外問わず、あそこを利用するという人はかなり今までいたわけですから、相変わらず、コロナの下でも人数を制限されながら、しかもそれなりの多少の減免があって利用できるんですよということは、町としては大事なことじゃないかなというふうに思ってね。よろしくその辺の取り計らいをお願いしたいと思います。
以上。
101: ◯議長【野地洋正君】 答弁ございますか。特に追加答弁なし。
102: ◯議長【野地洋正君】 羽根議員。
103: ◯2番【羽根かほる君】 2点だけお願いします。17ページの半ばほどの町民センターのエアコンの設置工事なんですが、それの進捗状況を教えてください。
それから、2点目なんですけれども、全体的なことなんですが、町長にお聞きしたほうがいいのかなと思うんですが、今回、補正予算ということで、前回の定例会の私、一般質問のときにいろいろお聞きしたときに、いろいろ事業が中止になるのもありますし、そういうのを見ながら、財政を見ながらコロナの対策には取り組んでいくというお話が、答弁があったと記憶しているんですけれども、何かちょっと私が見た感じだと、今回の補正に、コロナの対策に対する新たな取組というのはちょっと見えてこなかったんですけれども、これはこのタイミングではないのか、今もう準備しているけれども今回出てきていないのか、もしくは、対策としては一通り済んでいるというお考えなのか、全体的なその考えをちょっと教えていただきたいと思います。
以上です。
104: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。
105: ◯財務課長【二宮雅巳君】 それでは、町民センターのエアコンの設置工事の進捗ということでお答えさせていただきますが、この予算をご承認いただけた暁には、早速着手していきたいなとは考えておるんですが、以前、この議会全員協議会で空調の故障をご報告させていただいたときに、冬場までには整備を終わりたいということを申し上げた記憶がございます。今もその目標は変わってございません。なるべく早く着手し、完成することを目標に対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
106: ◯議長【野地洋正君】 町長。
107: ◯町長【村田邦子君】 今ご質問の1つとしては、感染防止対策という感染防止に対する対策と、あと、もう一つは、様々な事業の見直しであったり、そういったところも含めてのコロナに対するこれからの町の事業という方向性だと思うんですけど、感染防止対策、いろいろな物品を購入したり、いろいろな設備を導入したりというのを、これは8月、9月、8月の臨時会、そしてこの9月の補正、連続してというふうに考えていただければいいと思います。
それで完璧かというと、ちょっとまだ、例えばですけれども、いろいろな物品、大分出回ってきていますのでそれは購入しているんですが、間仕切りとかそういうのも、例えば1階見ていただいても、庁舎内も一応まだ仮設のようなビニールでずーっとぶら下がっている状況があって、あれでずーっと今後、それこそ数年間、コロナが終息するまで行くのかというと、ちょっと心もとないところもあったりするので、そういったところもちょっとまた今後は見直すということはあるかもしれませんけれども、あと、追加の対策というのはあるかもしれませんけど、一応8月、9月で臨時会とこの補正で防止対策のほう。
あと、いろいろな対策、事業というのも行っていますので、その辺まとめて9月末、10月号になるのかな、広報でも、今までどうしても臨時会の報告、ぱらぱら出てきていますので、まとめて、どういった感染防止対策か、コロナに対する事業の変更があったのかということを載せたいと思っております。
そういった意味では、あとは、今後、次年度に向けて今これから始まるわけですけど、予算編成の中で、やはり今回は結構いろいろなものが、事業が中止ということに、やはり緊急でしたので多くなっていますが、次年度、私は別に同じ中止というつもりはございません。ウィズコロナの今の社会の中で、どういった形で町民に向けてのサービスをつくっていくか、全然新たな考えで取り組んでいきたいと思いますので、そういった部分、今後、考えていきたいと思っております。
108: ◯議長【野地洋正君】 羽根議員。
109: ◯2番【羽根かほる君】 感染症の対策とかはそうされているんだと思うんですけれども、だけど、本当にコロナによってお困りになっている方々とか、いろいろな予防しなきゃならない方々、他自治体だと、例えばワクチンの費用を、ワクチンってコロナのワクチンじゃないですけれども、インフルエンザとか肺炎球菌ですか、そういうものを支給したり補助したりとかということを考えていらっしゃるところもあるとは思うんですが、そういった大きな何か事業というか、困られている方々に対しての1つ何か大きなものというのは、何か、今後、お考えになっているのか、今何か検討中のものがあるのか、その辺りをちょっともう一度教えてください。
110: ◯議長【野地洋正君】 町長。
111: ◯町長【村田邦子君】 まだ、国、そしてまた県の動向もありますので、確定的なことは今後になると思いますが、今おっしゃったような、例えばというお話で、インフルエンザのであったり、先んじて自治体レベルで補助であったり、いろいろ出しているところもありますけれども、そういったことを含めて考えていきたいと思っております。
112: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。
113: ◯4番【二宮節子君】 かなり質問が重なっておりました。1点のみです。すみません。ページ、23ページの空家等対策推進事業でちょっとお伺いしたいんですけれども、250万円、個人であれば1件分なんですが、これは何件分なのか。
それから、これは、安全面から町が動いた部分があるのか、全く個人からの申出なのか。空き家がすごくこれからも増えますので、今回補正ということなんですけれども、そういった場合に、今後もたくさんの補正が出ていくのかなとも心配しております。そこら辺をお願いいたします。
114: ◯議長【野地洋正君】 都市整備課長。
115: ◯都市整備課長【宮下雅光君】 空き家対策の補助につきましては、1件当たり50万円で、5件の一応予定としております。
こちらにつきましては、今申し上げられましたように、空き家の増加というのが懸念されることで、周辺、住環境の悪化を未然に防ぐことと、新たな建物にしていくことで、また新しい生活様式なんかも踏まえまして取り組んでいるような状況です。
こちらにつきましては、今年度も、当初予算から計上させていただいておるんですけれども、また、既にもう応募要件も満たしておりますので、追加の声もいただいております。そういった中で、今回、こういった形で補正を計上させていただいております。
以上です。
116: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。
117: ◯4番【二宮節子君】 じゃ、おおよそは分かりました。そうしますと、あくまでも今何かきっと、もう一度お伺いしたいんですが、これはあくまでも個人からの申出ということで、町の中には、周りの方が本当に安全面から壊してほしいという家もあると思うんですけれども、個人からの申出ということだけをもう一度確認させてください。
118: ◯議長【野地洋正君】 都市整備課長。
119: ◯都市整備課長【宮下雅光君】 今申し上げましたように、個人からという部分もありますし、町のほうも、空き家の予防対策という両方の観点も踏まえた中で計上しておるという状況です。
以上です。
(「よく分からん」との声あり)
120: ◯議長【野地洋正君】 都市部長。
121: ◯都市部長【椎野文彦君】 すみません。この補助金については、原則、やはり所有者が対応しなければいけないんですね。行政が、あそこ危ないからというのは、空き家対策で、いわゆる行政代執行、そういうような状況でないと、町からこの空き家をなくしますというようなことは踏み込めないので、段階を経て、最終的なところではそういうのはあります。
あと、補足ですけれども、当初予算が2件しか持っていなかったんですよ。やはりこれは、やはり本来から言えば、所有者の方がちゃんと管理をして、使わなくなったら処分してください、だけど、そのきっかけづくりとして2件分計上したんですが、当日、数日間でこの申込みを始めてから、すぐに埋まっちゃったんですね。
なので、やはりニーズとしてはあるんですけれども、きっかけづくりというのはある程度必要でないかというところで、あとは、今回、コロナウイルスの感染もありますので、そういった環境整備の部分も含めて、町でお手伝いできることが何かできないかということで5件分増額させていただいた経過です。
122: ◯4番【二宮節子君】 分かりました。ありがとうございました。
123: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。
124: ◯10番【大沼英樹君】 いいですか。今回のこの補正予算なんですけど、数々の事業を停止したという、中止したこともあり、内容的には、反省を含む補正予算なのかなという印象を受けています。
先ほどの根岸、坂本、羽根議員のお話の中でも触れられているんですけど、全体的に中止をした事業、この事業を中止したということが本当に適正だったのかどうなのか、その進捗を図られる、そういう場ではないかというふうに感じています。
以前の議会でも私は申し上げておりますが、行政には先見性と判断力が重要だというふうに感じております。その中で、また以前に、今回のこのコロナウイルスの感染症に関して、保健所への出向等はしないのかと、職員の出向はしないのかというような確認をさせていただいております。
現在のところへ立ち返って考えてみると、やはり最速、最善の情報がとても重要だったのではないかというふうに感じるわけです。このウイルスの問題というのは12月頃に始まって、当年度の初期からまたがる進行という形になっています。
そのように考えると、このウイルスの予防で中止をしたことは賢明な判断だったということも多数あるとは思いますが、ニーズを絞るなど工夫をして実施ができた事業もあったのではないかなというふうなことも考えられるわけです。
そう考えると、この15ページのところの雑入の部分ですか、ここでマイナスの上がっているところ、それと、あと、17ページのガラスのうさぎ関連のところ、あとは、19ページの民生費に関する部分、それと21ページ、健康づくり・未病改善事業、あとは、25ページの青少年育成地域活動事業、そこからつながっていくところですかね。それらの各中止した事業、それを受け持つ課長の方々、どのような判断で、また、例えば工夫をすればできたのではないかというような事業があったとしたら、それを聞きたいと思います。
125: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員、確認ですけど、事業一つ一つに対しての中止の取扱いを全部、全事業を聞くということでしょうか。それとも、全般的に中止にしたという答弁でよろしいのかということになります。
126: ◯10番【大沼英樹君】 全般的にというような形で中止をしたということでも構わないですけど、個別にもし、これだったらできたのかもというようなことがあるなら、それをお伺いしたいと思います。
127: ◯議長【野地洋正君】 一つ一つの事業の答弁はちょっと非常に厳しいです、時間的なこともあって。もし、質問の趣旨が合うかどうか分かりませんが、担当課長から、部長でもいいんですけど、項目ごとによって、自分の担当するところにおいての取扱いの方向性とか、審議した内容ということでもよろしいでしょうか。
128: ◯10番【大沼英樹君】 はい、いいです。
129: ◯議長【野地洋正君】 じゃ、そのような答弁とさせていただきます。
130: ◯議長【野地洋正君】 総務課長。
131: ◯総務課長【西岡英明君】 まず、ガラスのうさぎ像平和と友情のつどいでございますけれども、先ほど根岸議員のご質問にもございましたが、つどいの式典自体は今回中止にいたしましたが、南口の千羽鶴の飾りつけは実施して、できる部分はやると。
ただ、どうしても人が集まって密になるような状態というのは、やはりあの時期では避けるべきだったということで、実行委員会の方にもご理解をいただいた上で、今回は中止をさせていただいたと、こういうことでございます。
以上です。
132: ◯議長【野地洋正君】 次の課……。以前、もう既に答弁した内容は省いていただいて構いません。
133: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。
134: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 それでは、戦没者追悼事業でございますけれども、先ほど根岸議員に答弁したとおりでございますが、戦没者追悼式は5月中の開催で、ちょうど緊急事態宣言が出されている最中ですので、開催は無理というふうなことで判断させていただきました。
135: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。
136: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 生涯学習課のほうはいろいろな事業が中止になっているんですが、15ページのところで、生涯学習センターのカラオケの利用料、マルチルーム1というところでカラオケをやっているんですが、やはりちょっとカラオケ、歌というのが感染拡大のちょっとかなりいろいろなところでクラスターが発生したりというようなことがありましたので、こちらについては、今現在もまだ再開されていないというようなことになっております。
それから、その下の町民大学に関してなんですが、やはり外出の自粛というのもありましたので、前半部分については中止とさせていただきましたが、後半、今現在、生涯学習ボランティアさんと再開に向けた検討を進めているところでございます。
それから、そのほかのところなんですが、体育事業ですね、体育祭ですとか、継走大会はやっぱりちょっと密が避けられないということで、今年度に関しては中止とさせていただいております。
それから、25ページのところ、青少年育成の中学生の洋上体験研修になりますが、こちらが1市4町1村ということで協働でやっているところなんですが、各市町村の担当者との意見のすり合わせの中で、やはり洋上体験ということ、船内ということで、ここもちょっとやっぱり密が避けられない、ちょっとほぼ密閉状態になってしまうということなので、ここについてはちょっと代替事業などについてもちょっと難しいだろうということで中止とさせていただいております。
それから、子ども会事業などもそういったところで中止となっております。
あと、図書館の運営事業で講師謝礼というのがあるんですが、おはなし会ですとか、そういったものを計画されているんですが、こちらもちょっとこれからの感染状況を見ながらということで、またおはなし会さんですとか、いろんなボランティアさんにもご協力いただいているんですが、ボランティアさんの中でもいろいろなちょっとご意見があるというふうなことで、なかなかその辺の統一も難しいということがありますので、例えば町のほうで実施するとか、何か代替策ができないかということで、今現在、考えて、もう検討を進めているようなところでございます。
私からは以上です。
137: ◯議長【野地洋正君】 ほか、産業振興課長、子育て・健康課長、よろしいですか、取りあえず。よろしいですかね、もう。
138: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。
139: ◯10番【大沼英樹君】 それでは、ちょっと個別の細かいところを聞かせていただきます。
まず、15ページの臨時財政対策債、先ほど上限まで借入れを起こしたということだったんですけど、この理由というのは何でしょうかということが、まず1つ。
次に、17ページですか。財政管理経費のところで、決算の資料の中で、財政調整基金は9.3億円、公共施設整備積立金は2.6億円、庁舎整備積立金は2.4億円ということで資料が出ています。
ここに、今補正予算を合算するとなると、財政調整基金が11.6億円、公共施設整備基金積立金が3.1億円、庁舎整備基金積立金は3.2億円ということになるのかなというふうに思うんですけど、そのことのちょっと確認をすることと。
あと、庁舎整備基金積立金について、先ほどは計画的にというようなお話を部長されたんですけど、計画的にということであると、年度当初の予算の中に入ってくるところが計画的にと言われるところであって、補正予算でこうやって積み上げていくものは計画的というふうに言うのかどうか、そのことはちょっと私にはちょっと理解できなかったので、その説明をお願いいたします。
それと、17ページの町民センターの維持管理経費のエアコンの件ですけど、このエアコン、固定型のものになるのかなというふうな感じなんですけど。もし個別の、移動型のものなのかどうなのか、そこら辺のちょっと形というか、どのようなものを入れるのかということを教えてください。
それと、21ページの有害鳥獣対策事業ということで、イノシシの増加があったということなんですけど、どのくらいの数、どのように増加をしたのか、それをご説明ください。
それと、あと、23ページのコミュニティバス運行事業の中で、先ほどコロナウイルスの感染症対策ということで、一般の運行されているバスにも同じような対策がされているのかもしれないんですけど、具体的にはどのような対策がされたということになるのかをご説明ください。
それと……。以上です。
140: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。
141: ◯財務課長【二宮雅巳君】 それでは、まず、臨時財政対策債の件についてお答えいたします。
こちら、部長の事項別説明の中でも若干触れましたが、この新型コロナウイルス感染症の対策という面で、まだまだこれから財政需要等ある可能性が高いということで、この臨時財政対策債の今年度示された上限額まで引き上げた上で、準備をするといったイメージで捉えていただければと思います。
場合によっては、そこまでの需要がないということであれば、起債することを見送るということもあり得ます。一応そういうことになっております。
続きまして、財政管理経費の中の基金の残高のお話があったと思います。
まず、一番大きな財政調整基金でございます。この2億2,900万円、これを9月補正でご承認いただいた後には、先ほどちょっと数字を議員さんのほうからご提示がございましたが、積み立てる一方で、取り崩している予算も今年度当初からございまして、結果的には、この9月の補正を経て、残高としては9億1,000万円程度が見込まれてございます。
今後も、まだ12月補正や3月補正がございますので、そのときにまだ取り崩す可能性は、可能性としてはあるということでご了解いただけたらと思います。
次に、公共施設整備基金でございます。
こちらは、先ほど議員のほうからご指摘があったように、特に今年度は取崩しはございませんので、残高の見込みとしましては3億8,000万円程度、この9月議会を経ますと、その程度の残高が見込まれております。
こちらはなぜ積み立てているかといいますと、公共施設もろもろ使える基金でございますので、今後、大規模改修等、あと、いろいろ補修等出てくると思いますので、そういったものに対する準備でございます。
続きまして、地域福祉基金につきましては、こちらはちょっと精算的な部分もございますが、残高の見込みとしては、およそ8,000万円弱というところが見込まれてございます。
みどり基金についても、こちらは多少取崩しはございますが、1,400万円程度が9月末で残高として見込まれていると。
続いて、災害対策基金ですね。こちらは、昨年度に繰り入れたものの精算ということで、戻しをしているという形になりますので、ここで150万円積みますが、この9月末でおおよそ8,000万円の残高がある状態になります。
続いて、庁舎整備基金です。こちらは、まず最初に残高を申し上げますが、この9月議会後におよそ3億2,000万円という数字になります。
ご質問の中に、計画しているというのであれば、当初予算で計上すべきではないかというご指摘があったと思います。本来はそうしたいところでございます、正直なところ。
ただ、なかなか当初予算の段階で、この8,000万円という財源をなかなか見いだすことが難しい状況も、正直なところ、ございます。ですので、補正で対応させていただいているというのが実態でございます。目標額は、当面は4億円を目標とさせていただいている基金でございます。
あと、エアコン、町民センターですね、町民センターのエアコン、どういった型のを入れるのかというご質問あったかと思います。過去には、いわゆるビルマルチ方式という、いわゆる大きなビルとかで使うような方式で検討もしたことはございますが、それですと、1億円を超えてしまうような整備費になります。ですので、今回は小規模事務所等によく設置するような各部屋別の室外機があるような対応をさせていただきます。ですので、これだけ金額を抑えているという状況でございます。
以上です。
142: ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。
143: ◯産業振興課長【石原慎也君】 有害鳥獣対策事業の協力者謝礼の関係でございますけれども、こちらにつきましては、イノシシが捕まった際に止め刺しをしたときに発生する謝礼ということなんですけれども、今年度につきましては70頭分、予算化のほうをさせていただいておりましたけれども、現在、止め刺し65頭行っておりまして、増えているという状況ですので、今回、増額という形にさせていただいてございます。
以上です。
144: ◯議長【野地洋正君】 都市整備課長。
145: ◯都市整備課長【宮下雅光君】 コミバスの感染症対策としまして、取り組んでいただいている運行事業者のほうの対策としましては、乗務員の出勤前の検温、あとは、従業員の手洗い、うがい、アルコールによる手指消毒の徹底、あと、従業員のマスクの義務づけですね。あとは、車内につきましては、バス車内の手すりだとか、つり革などの消毒、それと、運転席からの飛沫感染防止フィルムの設置など、あとは、運行中などの車内換気などといったような対策を講じているような状況です。
以上です。
146: ◯議長【野地洋正君】 そこまでかな。一応5問終わりましたね。
147: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。
148: ◯10番【大沼英樹君】 先ほどの17ページの庁舎整備基金積立金のことなんですけど、先ほど課長のお話では、当初予算に計上するのがしづらいというようなお話だったんですけど、正当性というんですか、それだけ自信を持って積立てをしなければならないんだということであれば、やはり当初予算に正々堂々と計上すべきではないかと私は思いますが、そのことについてちょっとご回答ください。
あと、先ほどのコミュニティバス等の運行事業、バスの運行に関してですけど、今の課長のお話、確かにコロナウイルスに対して、特段、特別に配慮しなければいけないというような作業になっているのかもしれないんですけど。
本来的にいうと、民間の企業ですから、当然に努力というか、そういうものはどこでもが行っていることではないかなというふうに思うんですけど、これというのは、二宮町だけではなくて全国的にというか、そういうようなことに動きとしてなっているのか、すみません、そのことをちょっと教えてください。
以上です。
149: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
150: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 庁舎整備基金をなぜ今ここでというお話なんですけれども、正々堂々としているつもりです。年度内の会計の中で、8,000万円ずつ毎年積んでいきたいというお話をさせていただいていて、会計、自治体の会計の仕組みとして、やはりこの9月の補正というのは、前年度の決算を打つということによって剰余金が生じるということがございます。あるいは、3月であれば、執行の見込みがおおむね立って剰余金が生じてくる、そういったことが毎年起きてくる、当然のように起きてくるわけですね、やはり入札等ございますので。
一方で、当初予算というのは、やはりそこにある限られた財源の中で、いかに町民に事業として還元していくのかということで、本当に削りたくないところまで削って、いろいろ予算を苦しみながら作り上げているんですね。
そこで8,000万円を、例えばですけれども計上してしまうことによって、8,000万円の事業ができなくなるということになるんですけれども、それは、じゃ、9月の補正で、じゃ、お金が残ったから事業しようかということでもやはりないと思うんですね。工事等、時間もかかりますし、年度計画の中で事業をやっておりますので、その辺りのお金のやりくりであるというふうなご理解をいただければと思います。
以上です。
151: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。
152: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 コミュニティバスにかかわらず、公共交通全般の話だと思うので、私のほうからご説明をさせていただきたいんですけれども、今回、こういった経緯になったのが、神奈川県のバス事業者で組織しているバス協会、神奈川県バス協会というところからの要望があって、県内の市町村が一堂に検討を始めたというところです。
ちょっと全国的な話まで分からないんですけれども、県内のバス事業者は、先ほども都市整備課長からありましたけど、車内の消毒を1回の便が終わるごとにしています。なので、コミュニティバスだと1日8便ですから、8回は消毒をするというような形で、それを神奈中バスさんはワンマンバスなので運転手さんがやったりですとか、あとは、車庫に戻れれば、車庫にその専用の人を雇ってということも考えているようなんですけれども、そういったかなりの手間がかかると。
このままいくと、そういった手間を考えると、減便せざるを得ない状況がいつか発生するだろうというのも見越して、県全体に要望を出したと、バス協会のほうからは要望が出たと伺っていますので、町としては、皆さんの交通の足を守るという観点を考えると支援をするべきなのかなということで、今回、補正を取らせていただきたいと考えました。
以上になります。
153: ◯議長【野地洋正君】 よろしいですか。
暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時から始めます。
午前11時59分 休憩
────────────────────────────────
午後1時00分 再開
154: ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
155: ◯議長【野地洋正君】 では、次、松崎議員。
156: ◯3番【松崎 健君】 それでは、質問させていただきます。
今回の9月補正(第5号)の全額のうち、新型コロナウイルス感染症に対する対策に使われた額というのが、8月28日に全議員に送られてきた3本の柱に関する資料によると、約3,000万というふうになっております。
13ページを開けていただくと、上のほうに新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金約5,400万支払われているということで、歳入があるということなんですけれども、そうすると、2,000万以上ちょっと使われてないというカウントになると思うんですよね。
同時に、この同じ13ページの一番下に財政調整基金繰入金1億円、財政調整基金のほうに入っているということで、何というんですか、本来、緊急対策ということで緊急に対策を講じるためのお金だと思うんですけれども、その辺の扱いに対する理念というか、どういった思想でこのようなお金の使い方をしているのかというのを教えていただきたいのと、次の、先ほど申しました3本の柱の資料、これ、1から3までそれぞれ額が記載されていて、私、一つ一つ、今回の補正予算の資料と突き合わせていくと、ちょっとどうしても分からないのが、まず3本の柱のうちの1つ目の敬老祝金等の郵送配布、これ、19万8,000円ってなっているんですけど、何ページだ、これ。
157: ◯議長【野地洋正君】 19ページ。
158: ◯3番【松崎 健君】 19ページですね。19ページのところを見ると、高齢者祝金事業の通信運搬費、これ、10万円となっていて、残りの9万8,000円はどこなのかなというのが分かんないのと、廃棄物処理における感染症対策162万2,000円というのが、これは次の21ページです、上から丸で言うと3つ目の美化推進事業のところの数字を、どう足したりしてもこの数字に合わないというのと、これが2点目ですね。
3点目は、学校支援策の小中学校における感染症対策ということで2,722万4,000円となっていますけれども、これは、この数字がどうやったらはじき出されるのかというのはちょっと分からなかったので、教えていただきたいと思います。
取りあえず、以上でお願いします。
159: ◯議長【野地洋正君】 3点でいいのかな。
160: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。
161: ◯財務課長【二宮雅巳君】 それでは、まず、13ページの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の件についてお答えいたします。
こちら、今回は5,393万4,000円という補正です。これまでも、年度当初から新型コロナウイルス対応ということで、何回か補正をさせていただいてきた経緯がございますが、交付金については、最終的には国から上限額が3億5,074万2,000円という提示がございました。これまで補正してきた額は、3億5,000何某から、この今回の補正額を除いた額を補正し、歳出に充当してきたという経緯がございます。
それで、今回、今までやってきたことの清算、減額したものもございますので、そういったものを含めて、残余分も含めて、残りの5,393万4,000円を今回の9月補正のコロナ対策に充当したという形になってございます。
あと、同じ13ページの財政調整基金繰入金でございます。
こちらにつきましては、当初予算で1億5,000万円をもう既に取り崩しますよという予算が計上されておりました。当然、補正予算でも1億円余り取り崩しますという予算が計上されておりました。
今回は、普通交付税が想定以上に収入があるということで増額補正をさせていただくのですが、その分、余裕ができているというところで一部取崩しを見送っているという形にさせていただいております。
当然、これを見送らずに、普通交付税の増をそのまま補正して、ここも取り崩さないというやり方もございますが、基金、今後も、まだまだ緊急的な需要があるかもしれませんので、ここでは一旦温存させていただくという形を取らせていただいた次第でございます。
あと、個別の、恐らく議員さんおっしゃっているのは、多分、記者発表資料の数字と補正予算の数字が符合しないというお話かと思います。
例えば、最初に出てきた敬老祝金等の郵送配布というタイトルで19万8,000円というのがございますが、こちらは内容をちょっと読んでいただくと、敬老祝金と民生委員の避難行動要支援者登録の訪問勧奨も郵送にしますよという形になってございますので、その2つを合わせていくというイメージなんですが、まず敬老祝金事業が12万6,000円の今回補正をさせていただいております。それに加えて、あとは民生委員です、民生委員が5万6,000円の補正をさせていただいた。失礼しました。(「在宅高齢者」との声あり)失礼しました。在宅高齢者ですね。在宅高齢者生活支援事業が7万2,000円か。12万6,000円と7万2,000円で19万8,000円という形になってございます。
それと、あと廃棄物ですね。
その下です、廃棄物処理における感染症対策ということで、162万2,000円という数字を置かせていただいています。
こちらについては、補正予算書で申し上げると、議員さんからお話があった21ページですよね。21ページのまず一般廃棄物処理事務事業で63万2,000円、それと有害鳥獣、失礼しました、有害鳥獣じゃないですね。美化推進事業ですね。美化推進事業を……。
162: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。
答弁途中ではありますが、都市部長の手が挙がっております。答弁途中ですが、答弁されますか。
163: ◯議長【野地洋正君】 じゃ、1回答弁、そこで終えていただいて、都市部長、お願いします。
164: ◯都市部長【椎野文彦君】 こちらの廃棄物処理における感染症対策の162万2,000円については、21ページの上段のほう、環境保全費の中の美化推進事業、こちらの消耗品の105万9,000円のうち、こちらはカラスネットのファスナーつき、感染予防の拡大を防止するためのファスナーつきが99万円、それ以外の残りの6万8,000何某は、既に通常使っている大型のカラスネット、これを防止対策から外したので、その差引きで99万円、それを足す、その下の事業にあります一般廃棄物処理事務事業、こちらの消耗品で、先ほど坂本議員のときにお答えさせていただいたごみの収集、運搬、処理業者に対するマスク、アルコール等の支援するための物品のものになります。
165: ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。
166: ◯教育総務課長【下條博史君】 最後の、学校教育支援策の中の2つ目の小中学校における感染症対策2,722万4,000円なんですけれども、この記者発表資料にも記載されていますとおり、感染症対策として必要な教材類あるいは保健衛生備品ということで、これが予算書のどこに当たるかというところでお話をさせていただくと、23ページの教育費の教育総務費の中の事務局費、その中に教育研究所経費というものがございます。
教育研究所経費の中に教科教材備品購入費ということで、冒頭、政策担当部長から説明があったプログラミング教材等の購入、この286万円と、あと、同じくそのページの、事業名でいきますと一番下から2つです、二宮小学校教育施設整備事業と一色小学校教育施設整備事業、この次のページも続くんですけれども、このページに、ここに記載されています網戸の設置工事と、あと、保健衛生備品購入費ということで、これが大型扇風機であったり空気清浄機であったり、そういった保健衛生備品を買っているものなんですが、それが3校続きます。
次のページに移っていただいて、今度、教育振興費の二宮小学校教育振興経費、そこから3小学校、教育振興経費が続きます。これが、教材としてのミシン、顕微鏡の購入費ということで、これも含まれております。
その下に行っていただいて、中学校費の学校管理費の中の丸の2つ目です、二宮中学校教育施設整備事業と、その下に二宮西中学校も同様に続くわけですが、ここの二宮中学校教育施設整備事業の中の修繕料だけはちょっと除きます。今回はコロナ対策ではなく、これは加圧ポンプが壊れたということで、その修繕料なので、除かせていただいて、その下の網戸設置工事から、以下、小学校と同じような網戸と保健衛生備品ということで続きます。
最後に、教育振興費の二宮中学校、あるいは二宮西中学校の教育振興経費ということで、こちらも同じくミシン、顕微鏡の購入費ということで、これらを足し上げますと2,722万4,000円という数字になるということです。
以上です。
167: ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。
168: ◯3番【松崎 健君】 ありがとうございました。
そうしますと、先ほどの交付金が全て使われてないこととかの財政調整基金の話もいろいろ伺ったんですけれども、ちょっと私がお伺いしたかったのは、場合によっては緊急対策なんですから、さらに財政調整基金を切り崩したっていいじゃないかという発想もあると思うんですよね。
ですから、私がちょっとお伺いしたかったのは、その辺の理念というか思想、どういう考えで予算を使っているのかという考えをお伺いしたかったというのが1点目と、あと2点目が、今、非常に計算が難しいというのがよく分かったんですけれども、小中学校における感染症対策2,700万のうち、二宮中学校の修繕料は抜くということで、やっぱり、これ、厳密にコロナ対策に限ったものしか使えないという厳しい目で見られているんだなというのは分かったんですけど、そうすると、例えば21ページの一番下の街路灯は、これは何かコロナとは必ずしも結びつかないように思うんですけれども。ちょっと必ずしもコロナとは関係ないんじゃないのかというようなことが気になったんですけれども、少なくとも今の街路灯です、ほかにも、あと、27ページの体育施設の剪定委託料とかも、ちょっとコロナと関係ないんじゃないかなというふうに思ったんですけど、その点いかがなんでしょうか。
以上です。
169: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
170: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 まず、ちょっと誤解があるといけませんので申し上げますが、コロナの交付金です、先ほど、私、合計で幾らって申し上げたかな……。すみませんね。国の2次補正の2億5,379万3,000円、2次補正で配分がありました。これは8月にご提案した中で1億9,985万9,000円、今回5,393万4,000円ということで歳入として計上しています。
それらは、当然、今回の補正でも減とか増とかありますし、第1次のコロナ対策で使った費用にも当然充てられるわけですね。
そういった中で、現状を申し上げると、この交付金は全て事業に充当されています。むしろ足りない。今回、予備費を充用させていただいたという、充用ではないです、予備費の減の補正をしておりますが、そこでご説明したとおり、交付金だけではないコロナ対策費ということでご理解をいただければと思います。
一番最初ですか、補正、こういった国の交付金がない中でのコロナ対策をやった際にご説明したときには、財政調整基金を当初予算からさらに繰り入れてコロナ対策費を組みました。
その次の補正では、国の第1次補正による交付金が入ってきましたので、それを使いますよと。ただ、その分、一旦繰り入れた財政調整基金を繰り戻すことはせずに、予備費として持たせてくださいというお願いをさせていただきました。
ということで、今、コロナ対策として町が繰り入れた財政調整基金は、予備費に置いてあるという状況になります。ただ、国の交付金を、今回、事業は終わっていませんので、使い切ったという言い方は適切ではないのかもしれませんが、全て充て切っておりますので、当初繰り入れた財政調整基金に手をつけてコロナ対策をやっていると、ざっくりとそんな感じになってございます。
あと、伐採ともう一つ何でしたっけ、その前におっしゃっていた……。
171: ◯議長【野地洋正君】 街路灯。
172: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 街路灯ですね。街路灯につきましては、当初の説明でもしたんですけれども、1つは事業者と商店会が設置していたものを町設置としていきますよと、それにより商店会の支援にも1つはつながる要素もあるのかなというふうに思っています。
これが実際、コロナ対策になるのか、ならないのかという議論は、ここではなくて、国に申請をしていきますので、その結果、認められればなりますし、認められなければ別のコロナ対策費で国の予算を使っていくと、そういう仕組みになります。ですので、現状では考えられ得るものを全て国のほうに申請したいというふうには考えております。
なお、伐採については、当然、コロナと全く関係ございませんので、財源を充てる予定はございません。
以上です。
173: ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。
174: ◯3番【松崎 健君】 記者発表資料の町立体育館等における感染症対策665万5,000円、これと同じ数字が26ページの国県支出金、体育施設費の665万5,000円だと思うんですけれども、そうするとこれは、この右側を見るとこの剪定も含まれているので、コロナ対策に含まれていることにならないんですか。
175: ◯議長【野地洋正君】 その1つでよろしいですか。
176: ◯3番【松崎 健君】 はい。
177: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。
178: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 記者発表資料の町立体育館等における感染症対策のところの金額なんですが、ここに書いてある665万5,000円なんですが、今、議員さんおっしゃっていた27ページの体育施設費のところの工事請負費と、それから、償還金、利子及び割引料というのが27ページの左側のところにあると思うんですが、この2つを足した金額になります。
具体的に、じゃ、右側のどこに当たりますかということになると、工事請負費に関しましては、町立体育館施設管理運営事業のトレーニングルームのエアコンの設置工事の280万円と、それから、トイレの改修工事の2件です、これが552万6,000円、それから、そこの下に過誤納等還付金ということで、年間パスポートをご利用の方で、臨時休館で使えなかった期間については、ご希望される方に関しては還付するというのがあるので、その金額が体育館のところで17万9,000円、それから、一番下のところで町民温水プールも年間パスポートで95万円というのがありますので、この2つを足すと112万9,000円ということになります。
以上です。
179: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。
180: ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、今のところにちょっと関連するんですけれども、記者発表ではコロナ対策総額3,022万8,000円とされていますが、実際には、事業として行っているのは1億55万円か何かそれぐらいの計算になると思います。
私、全体の財源内訳は分かるんですけれども、コロナ対策の、先ほどの質問とも関連するんですが、財源内訳です、国のほうと、それからあと、その他一般財源、その内訳をちょっと教えていただければと思います。
それから、あと、修学旅行の、ちょっと待って、何ページでしたっけ。(「23」との声あり)23ページ、ありがとうございます。23ページ、修学旅行のキャンセル料の補助金というのがあって、これ、二中のみということになっているんですけど、これが実際どういうふうなことにこれからなっていくのか。当然、各校の判断ということにはなるんでしょうけど、二中さんと西中さんが違っていいのかなとか、そういうことをちょっと考え方を教えてください。
それから、あと、同じく23ページにICT教育の推進事業があります。この中でGIGAスクールサポーターの配置業務というのがありますが、これ、いつ頃から配置されるのかということと、それから人数です、どれぐらいの人数を配置されるのか、それをお聞かせください。
それから、あと、午前中、各議員から質問が出ていて、行事について予算上反映されているんですけど、私のほうは、行事についてこれからどういう考え方で整理されるのか。別に、オンラインに使うとかそういうことではなくて、むしろ行事そのものをこれからどういうふうに考えて整理されるのか、そこのところをちょっとお聞かせ願いたいと思っています。
以上です。
181: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員、最初のご質問のコロナの対策費、要するに国の交付金でやる事業はどれとどれと……。
182: ◯9番【渡辺訓任君】 細かくなくてもいいです。全体で。
183: ◯議長【野地洋正君】 全体ということでのご答弁をお願いいたしますね。
184: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。
185: ◯財務課長【二宮雅巳君】 交付金を充てた事業を全てお答えする形でよろしいんでしょうか。これは、9月補正のみでしょうか。それとも、それ以前も全て。
186: ◯9番【渡辺訓任君】 いや、9月補正で。
187: ◯財務課長【二宮雅巳君】 よろしいですか。
188: ◯9番【渡辺訓任君】 今回の補正予算でいいと思います。
189: ◯財務課長【二宮雅巳君】 それでは、ちょっと数は結構ありますが、順を追ってお伝えいたします。
まずは、地域公共交通推進事業でございます。17ページです、17ページの地域公共交通推進事業、こちらに208万8,000円を充当しております。
続いて、財政管理経費ですね。
同じページの財政管理経費の一番下、新型コロナウイルス感染症対策利子補給基金積立金250万円。こちらは10分の10で250万円を充当してございます。
その下、財産管理経費でございます。
こちらは36万8,000円充当しておりまして、こちらは6月補正に今では補正しているんですけど、充当し切れてなかったということで、残額分を足し込んで充当しているということです。
続いて、町民センター維持管理経費です。
エアコン設置工事に2,465万3,000円です。満額まで充当し切れませんでした。ほかの事業を優先して、ここで調整してございます。
次に、電算運用事業です。これは同じく17ページですね。電算運用事業は、こちらは1,487万3,000円を充当してございます。
続きまして、次のページです、19ページ。高齢者祝金事業です。こちらには12万6,000円充当してございます。
続いて、在宅高齢者生活支援事業です。こちらは7万2,000円充当しております。
続いて、ひとり親世帯関係経費でございまして、こちらは今回の歳出では出てこないとは思うんですが、こちらも6月補正をしておりますが、歳出では、ここで全ては充て切ってはおりません。158万1,000円をここで追加で充てたと、これで10分の10にしております。
続きまして、保健衛生管理経費です。ですので、21ページですかね。
保健衛生管理経費で、こちらは9月ではマイナス73万9,000円という形で充当しております。こちらは次亜塩素酸水の配布の中止に伴い73万9,000円の減、充当減させていただいております。
続いて、美化推進事業です。こちらは99万円充当してございます。
続いて、一般廃棄物処理事務事業です。こちらは63万2,000円を充当しております。
続いて、商工業振興対策経費です。
こちらも、ちょっと7,400万円の減ですが、充当としてはマイナス3,814万9,000円減です。もともとこれは満額を交付金でやっておりませんでしたので、マイナス3,814万9,000円というちょっと細かい数字になってございます。
続きまして、中小企業金融対策事業ですね。失礼、これは違います。ごめんなさい。いいのか。違いましたね。道路維持管理経費ですね。
続いて、道路維持管理経費で、こちらは431万2,000円を充当しております。
続いて、コミュニティバス運行事業です。こちらは10万円ちょうどを充当しております。
続いて、空家等対策推進事業は、こちらは歳出と同じく250万円を充当しております。
続いて、こちらはちょっと歳出は出てきませんが、消防で救急救助活動経費というものを5月に臨時で補正をしておりますが、こちら当初150万円充当しておりました。もともとの事業費が240万9,000円でございますので、不足分の90万9,000円をここで充当しております。
続きまして、教育研究所経費です、教育費です。教育研究所経費では146万円を充当しております。
続いて、教育振興経費です。修学旅行のキャンセル料として、46万円を充当しております。
続きまして、ICT教育推進事業です。こちらは、これに当たるほかの特定財源の残り165万6,000円を充当しております。
続いて、二宮小学校教育施設整備事業です。
予算書が25ページになりますが、こちらは131万7,000円充当しております。一色小学校教育施設整備事業には、124万2,000円充当しております。山西小学校教育施設整備事業には、97万4,000円を充当しております。
続きまして、二宮小学校教育振興経費です。こちらには、87万7,000円を充当しております。ほかの財源以外に87万7,000円ということです。
一色小学校教育振興経費も同様で、ほかの財源を除いて、町負担と本来なるべき178万9,000円に交付金を充当しております。山西小学校教育振興経費も同様で、28万9,000円を充当しております。
次に、二宮中学校教育施設整備事業です。こちらには128万2,000円を充当しております。
続いて、二宮西中学教育施設整備事業は、175万円を充当しております。二宮中学校教育振興経費は73万7,000円の充当です。二宮西中学校教育振興経費は150万7,000円です。
続きまして、町立体育館施設管理運営事業になります。補正予算書の27ページです。こちらは570万5,000円の充当でございます。
次の、町民温水プール施設管理運営事業には95万円を充当しております。
長々と申し上げましたが、今の合計をしますと5,393万4,000円という形になるものでございます。
私からは以上です。
190: ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。
191: ◯教育総務課長【下條博史君】 まず、修学旅行のキャンセル料の件からです。
今回の計上が二宮中学校のみということで、今後どうなっていきますかという話なんですけれども、今の状況でお話をさせていただきますと、まず、3小学校なんですが、当初、日光を予定していた修学旅行は、これはそのまま日光に行きたいということで、時期を2月あるいは3月に順延するという形で実施を、今、予定しております。これは大磯町の小学校と合同で行っていますので、ここは学校ごとのずれが出るということは考えてはおりません。
中学校なんですが、中学校は、二宮中学校はキャンセル料はお支払いはしているんですが、修学旅行そのものをやめたということではなくて、修学旅行としては行かないんですけれども、やはり学校の先生方も何がしかの思い出となるような旅行というのは生徒にも経験させたいという思いが強いようで、二宮西中学校は10月に修学旅行を行う予定なんですが、二宮中学校は来年2月にちょっと1泊に規模を縮小しつつも、旅行をちょっと予定しているということになります。
これ、自治体によって、大きな政令市なんかは、もう早々に市としてもう修学旅行は行きませんというような発表したりしている市もあります。一方で、学校が多くて学校ごとに委ねている市もある中で、やはり二宮町としても非常にミニマムな市町村、町なので、できるだけそれは学校ごとの差が出ないように、教育委員会としても学校と話し合っていきたいと思っています。
あと、GIGAスクールサポーターなんですけれども、これについては、13ページの教育費の国庫補助金の中の公立学校情報機器整備費補助金(GIGAサポ配置支援事業)というものの補助対象となっている事業でして、これが国の配置基準が4校当たり2名程度ということになっております。二宮町もこれを最大限に活用する意味で、2名で、できれば10月から入っていただきたいと考えているところです。
以上です。
192: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
193: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 ほかの議員さんからもありましたが、今回の補正で様々な事業の中止に伴う減額が出ているということで、今後どうするのかというご質問だというふうに理解しました。
既に、来年度予算の編成に向けて町長のヒアリングですとか、あるいは予算の編成会議というものを既に行っております。
そういった中で、やはりこの状況が来年度になったらすっきり解消して、一昨年度と同じように事業ができるとは考えておりませんので、一方で、今年度と同様に全てを中止しなさいということでもないかなというふうに考えています。
それこそ県とか大きな自治体では、既に、やはり法人税を主としているところなんかは、イベントを全て中止をするといったような新聞報道もございますが、二宮町においては、そこまでのことをして財源を確保するというところまで話はまだしておりません。
ただ、一方で、やはり同じように同じ事業ができるとも考えておりませんので、現状を踏まえて、来年度、その事業の趣旨をいま一度立ち返って考えていただいて、来年度何をするかということを提案してほしいということで、予算の提案を各課に依頼していると、そういう状況です。
194: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。
195: ◯9番【渡辺訓任君】 まず1点目の財源構成なんですけど、先ほども国の交付金に関しては全て充当するというお話も伺っていたんですが、実際、お金の流れを見ますと、実際にはその基金を充当して、それで、あと1億円を財政調整基金に組み入れるというのをやめるということは、実質的に、やっぱり1億円をまた積み増しするという、そういう形で理解していてもいいんでしょうか。
そうすると、基金自身に積み立てられるのが、大体、特別会計からの繰入れ、それから予備費からの戻入れ、こういうものをあれすると4億7,000万円ぐらいがやっぱり積み増しされるという、事業とは別に、そういうふうな理解で間違いないかということを確認させてください。
それから、あと、修学旅行に関しては、前回もそういう予定で伺ったんですが、方針はそれほど大きく変わっていないという、そういう理解でよろしいでしょうか。
あと、GIGAスクールサポーターについて、これ、4校で2名、時期はこれはある程度進んでおかないといけないんでしょうけど、4校で2名ということは1名の方が2校に行かれる、あっ、そうか、5校あるから、だから実際には3名の方が、1人が2校を見て、1人が3校を見るのかな、それとも中学校担当と小学校担当を分けるのか、その辺、本当にこれで人数が足りるのかという率直なところをお伺いしたいんですけど。
と申しますのは、ICTのリテラシーというのは、結構、日本の子供って高いって言われているんですよね。GIGAスクールを推進するところでは非常に遅れていると言われていたけれども、実は、やはりリテラシーそのものはあるレベルにあって、むしろ学校でこういうものを使いこなせるかどうかのほうが問題だと言われていると。そうしますと、本当に2名4校でいいのかという、その辺についてお伺いしたいと思います。
それから、あと、行事に関しては、趣旨を考えて各課で検討されるということなんですけれども、かなり町民の中にもいろんな思いがありますよね。それで、先ほど根岸議員から、やはり平和のそういう取組に関する思いも出されているし、それから、あと、例えば、高山村の交流の関係で言えば、何かやっぱり、今、なかなか明るい話題がない中で、リンゴなんかも直接売りに来てくれて、そういう楽しみがなくなっちゃうとかそういうことがあったんですが、町民のそういう思いをどういうふうに生かしていかれるのかなと思って、それは私たちの仕事でもあるんだけど、その辺についてちょっとお伺いできればと思います。
196: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。
197: ◯財務課長【二宮雅巳君】 財政調整基金に関してお答えします。
先ほど、午前中、大沼議員さんからも財政調整基金、ご質問ございましたが、そのときに、この補正が通りますとおよそ9億1,000万円の残高になりますよというお話をさせていただきました。
渡辺議員さんがおっしゃるように、繰入金をマイナスにしなければ、当然、それにプラス1億円という形にはなるかと思います。
ただ、先ほども申し上げましたが、まだまだこれから年度末に向けて様々補正、出てくると思いますので、そのときの財源として活用の余地が今年度もまだ残っているという状況でございますので、ここは多少、無理をしないでという形で補正をさせていただいております。
以上です。
198: ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。
199: ◯教育総務課長【下條博史君】 まず、修学旅行の方針については、議員さんおっしゃるとおり、方針に変わりはなく、学校の中で、学校は行けて、この学校へ行けないというのが極力ないように統一感は持って進めていきたいと考えているところです。
続きまして、GIGAスクールサポーターのほうなんですけれども、4校で2名というのが国庫補助金の補助基準になっていまして、実際の運用は市町村に委ねられているわけです。
現実的な話でいきますと、現状で、今、ICT支援員さんを入れておりますので、学校のフォローというのはそちらでもやっている部分がありまして、そことの連携も図っていきたいんですが、GIGAスクールサポーターとICT支援員の決定的な違いというところでいきますと、今回、お願いするGIGAスクールサポーターさんには、今、議員さんおっしゃったように、リテラシーの部分は確かに子供たち、慣れていて、情報活用は進んでいるかもしれないんですけれども、やはり学校が使いこなす上での情報モラルであったり、マニュアルであったり、そういった部分の整備がやはりまだ少し遅れている。
年明けには1人1台の端末がどんどん入ってきますので、そういったものに向けたマニュアルの作成をメインとして進めていきたいと考えているところです。
以上です。
200: ◯9番【渡辺訓任君】 行事の見直しに、町民の声をどのように生かされるのですか。
201: ◯議長【野地洋正君】 今後の次年度に向けてみたいなところも含めてかもしれませんが、改めてのご答弁がございましたら。
202: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
203: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 様々、行事に関係する方々がいらっしゃって、なかなか一くくりで申し上げることもできないんですが、やはり関係する方々と話を詰めていくというのが基本になってくるのかなと思うんですね。
1つは高山村の例、出されていましたけれども、こちらも二宮町だけの思いで開催をしたり中止をしたり、あるいはリンゴにつきましても、二宮町の思いで来ていただいたりということでもやはりないと思うんですね。それぞれの交流の中で、今、何ができるのかということを話し合っていきながら、次年度の事業展開がそれぞれ変わってくるんだと思うんですね。
様々なほかのイベントにつきましても、関係者の方々とよく話しながら、どういった形がいいのかなというお話だとは思うんですね。なので、一概に町でイベントをこうしようああしようということでもないのかなというふうには考えてございます。
以上です。
204: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。
205: ◯9番【渡辺訓任君】 1つだけ、GIGAスクールサポーターの件ですけど、それで、一応、国基準で4校に2名ということでしたけど、これ、具体的には二宮町で何名になるのかなという。やはり2名ですか。
それで、あと、それで何か足りるのかなというか、足りるということで予算化されているんだから聞いても仕方がないか。(「それだけですか」との声あり)それだけです。
206: ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。
207: ◯教育総務課長【下條博史君】 今回、補助金の上限まで私どもも補助要望している中で、それに見合った歳出がこの金額だったということで、日数というのはこれからの調整にはなるんですけれども、毎日やはりGIGAスクールサポーターが学校に張りつくということは、これはかなり難しいのかなと思っています。
もちろん、毎日1人でもGIGAスクールサポーターがいれば学校は助かるかとは思うんですが、まずは、やはりルールづくりの部分が非常に遅れているということと、このGIGAスクールサポーターに関しては、ICT支援員と違って今年度の時限の補助金になります。なので、3月末までしかいないわけです。なので、私どもとしてはやはり学校の環境整備です、この部分をメインとして進めていきたいと考えているところです。
以上です。
208: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。
209: ◯7番【小笠原陶子君】 五、六個伺います。
まず、17ページの町民活動推進事業の中の無料法律相談中止ということだったんですが、このコロナにおいて、やっぱりむしろ悩みが増えている人々が多いというふうに感じるし、社協なんかでは、コロナも何もなくてとにかく相談を受け入れて、とても大変だった時期があったんですけど、中止じゃなくて何で延期にしなかったのかということを1つ確認したいというふうに思います。
それと、21ページの道路維持費の道路維持管理経費の街路灯設置工事なんですけど、これは簡単に、431万は何本のLED灯を設備工事していくのかということを確認します。
それと、23ページの、今、渡辺議員が聞いていたICT教育推進事業の2名は分かったんですけど、この2名の方がどういう資格を持っている人がおやりになるのかということは誰も聞いてないので、ちょっとそこを確認したいというふうに思います。
それから、25ページの備品購入費は、やったのはもう十数年間、20年前から子供1人に対して顕微鏡1個あるといいねって言われていたのを、やっとこれでできるのかと思ってうれしいんですけど、素朴な疑問で、一色小学校とかは人数が少ないのに値段が大きくて、顕微鏡とミシンが1人1台使えるようになるというところにおいて、歳出の根拠というか、これはどうして山西小のが人数が多いのに値段が少ないんだろうとか、これは中学もそうなんですけど、西中のが少ないのに今回予算が多く出ているのはどうしてなのか、教えてください。
それから、27ページの町立体育館施設管理運営事業のトイレの改修工事、やっとやってもらえるのでありがたいなというふうに思うんですが、そこのところは別で、和式は全部洋式にするのかなということと、何か3つぐらい、1階のところのトイレだと思うんですけど、2階も全部やってくださるのかというのを確認するのと、それから、今、中学校なんかでもトイレは、どうも靴を履き替えて、上履きを履き替えて、げたを履いてみたいなのでやっていたんですけど、今はまだトイレ、便所草履とかいう、げたじゃないけど、何かそういうゴムのスリッパみたいなのに履き替えるんですけど、あれ、やめてほしいんですよね。やっぱり中学みたいにしてほしいんですけど、そういうふうにトイレを洋式にするだけじゃなくて、仕様を、要するに水を流して洗うトイレから拭き掃除のトイレにという、今、そういう流れなんです、厨房なんかもそうですけど、それをどういうふうにするのかというのをちょっと確認したいというふうに思います。
それと、学校給食施設管理運営経費の給食の何か修繕料と調理器具費のことなんですけど、ちょっと修繕料が、デジタルはかりの更新というものが15万7,000円なのか、ちょっとその辺、もう一回ちょっと詳しくお知らせください。
以上です。
210: ◯議長【野地洋正君】 地域政策課長。
211: ◯地域政策課長【小島孝紀君】 町民活動推進事業の専門職謝礼です。中止をさせていただきましたが、こちらの司法書士会さんとも調整しながら、実際に月1度やっていた会場では中止ということでさせていただいたんですが、これ、常日頃から司法書士さん、電話相談というのがお受けしていただいています。通常に開催をしている状況でも、急を要している方などは月1度じゃなくてこちらをご案内させていただいているもので、コロナに関係してということなんですが、基本、例えば、この影響が終わって、7月、8月とかも開催しているんですが、相談内容自体がこちらの関係、例えば不動産の相続とか土地境界とか、借地、借家問題などということがメインになっていまして、今、ご心配されていたコロナの関係については社協さんとか、また違ったところで皆さんご相談をされていた。ただ、こういう状況でも心配がある場合には電話相談等を受けて、対応させていただいていたという状況でございます。
212: ◯7番【小笠原陶子君】 なので、電話が……。まあ、いいです。
213: ◯議長【野地洋正君】 都市整備課長。
214: ◯都市整備課長【宮下雅光君】 街路灯の設置につきまして、設置の数につきましては、二宮駅の北口通り、こちらのほうを22基、南口の栄通り、中央通りを合わせまして、こちらに新たに設置するものは9基で、全てLED式の照明灯の設置となります。
以上です。
215: ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。
216: ◯教育総務課長【下條博史君】 まず、GIGAスクールサポーターについてです。
GIGAスクールサポーターなんですが、国の補助要綱でいきますと、ICT技術者という書き方をしています。
特段、これといった資格については求めておりませんで、想定をしているのが、ICT関連企業のOBなどということを記載しています。現状でICT支援員が入っています。こういった方との連携も含めると、例えばその方に別途委託ができたりとか、そういったこともできれば、より一体感といいますか、統一感のある事業が進められるのかなということで考えております。
あと、備品についてなんですけれども、これについては、1学級、例えばミシンで言えば家庭科室で行います。そうなると、1学級分ということで40台というものを1つの目安として、各学校に故障しているものも含めて何台必要かということを聞いていました。その結果として、全学校にミシンあるいは顕微鏡が40台になるまで必要な個数ということで算定をした結果ということになりますので、そういった意味では、児童生徒数に応じた数ではなくて、1学級の40台というものが基準になっているということになります。
ちょっと1つ飛ばせていただいて、給食センターですね。給食センターにつきましては、修繕料も備品購入費についても物品の故障等に対応するものなんですが、議員さんおっしゃったとおり、はかりについては備品購入費で購入するということで、1台が7万1,250円プラス消費税を2台購入するというような予算となっております。
以上です。
217: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。
218: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 町立体育館のトイレの改修についてなんですが、和式と洋式についてのご質問をいただきました。
最近は、どちらかというと洋式をお使いになる方のほうが多いのかなというふうには思うんですけれども、中には、やはりちょっと洋式のトイレを使うのに抵抗感がある方もいらっしゃるということなので、1か所、和式のトイレもちょっと残そうかと思っています。
駅であったりとか、それから、高速道路のサービスエリアとか、ああいったところも1つだけは和式が残っていたりみたいなことが目にしていらっしゃるかと思うんですが、そういったことで、和式も1か所は残そうというふうなことで、今現在やっております。
具体的に言いますと、女子トイレ1階に和式が、今、3つあるんですが、そのうち2つのブースを洋式化しようというふうに考えております。
それから、トイレ用のスリッパを使ってというふうな形で、今現在、使用していただいているわけなんですが、確かにドライ式というんでしょうか、そちらのほうが衛生的だというふうなお話もありますので、その辺りちょっと今後の運用もありますので、できればそちらのドライ式にできるようにというふうなことで考えていきたいというふうに思っています。
今現在はタイルではなくて、やっぱりビニールシートみたいな形になっていて、そこにさらにスリッパを使って皆さんに利用いただいているのかなと思いますので、この辺、ちょっと運用のほうも現場とも詰めながら考えていきたいと思います。
以上です。
219: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。
220: ◯7番【小笠原陶子君】 ミシンと顕微鏡は40台を買うのに足りない分を出したら一色小は多かったってことは、今まではすごい確率として複数で使っているのが多かったんだなということは、今回のあれで分かったと思います。
それで、ちょっと最後のトイレなんですけど、よく今までもいろいろ改修してきて、和式を残すという話が出るんですけど、やっぱり私は高速道路のサービスエリアのトイレの和式が残っているという印象がないんですけど、役場はいつも1つは残すとかというその根拠は、業者からそういうことを聞いているんですか、それともアンケート調査をしたら和式も残してほしいという声も結構上がっているということがあるんですか。
私は、今、コロナウイルスのことが、これからはウィズコロナで、そういう衛生面はすごく問われると思う中で、和式はやっぱり飛沫が飛びやすいし管理しづらくて、今はもう本当に洋式の時代です、明らかに。それなのに1つはそういう要望があるとかって、本当に要望があるのかというのをちょっと確認したいんですけど、いかがですか。
221: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。
声を大き目にお願いします。
222: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 トイレ、和式を残すということに関してなんですが、こちらについては、内部検討というふうな形で今回については私どもの課でちょっと考えたんですね。
いろいろちょっと職員の中、それから、現場からもちょっと声も聞いたんですが、和式をやっぱり残しておいたほうがいいんじゃないかなというふうなことでしたので、今回、和式を残すというふうな、1つは残すというふうなことをちょっと検討した次第でございます。
223: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。
224: ◯7番【小笠原陶子君】 内部というか、役場の職員が、やはり男性のが圧倒的に体育施設とか多いですし、管理している人たちも、それで、女子トイレの状況というのを全然日々見ているわけでもないでしょうし、やはり明らかに洋式から埋まっていくわけですし、もう一回ちょっと実施まで足りないでしょうから、そういう古い概念を捨てて、ウィズコロナに合った管理しやすいトイレをつくっていただきますよう要望します。
以上です。
225: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。
226: ◯8番【露木佳代君】 まず17ページ、庁舎の基金について2つ質問します。
庁舎基金は、計画どおりまた8,000万円なんですけれども、コロナの状況においても金額を変えずに8,000万を積む理由を教えてください。
それから、新築の整備について使うものなのか、リノベーションとか、現庁舎の整備です、老朽化に対応するための整備としても使えるのかどうかというのを確認します。
それから下、町民センターの維持管理経費のエアコンです。これは1つ聞きます。
全部をやることにしたんでしょうか、全体ですね。ホールはどうしたのとかそういうところを教えてください。
その下、電算運用事業。こちらは4つほど聞きます。
コンピューター備品購入費ですね。オンライン会議用のヘッドセットなんかもという話でしたが、これは何人分で、どのような規模でできるって想定をされたんでしょうか。
それから、オンライン会議をするために、例えばなんですけど、Zoomなんかを使うのであればアカウントが必要だと思うんです、そういうアカウントの取得もここの費用でされるのかというのが2つ目。
それから、先ほどから出ている外で動画を撮ったり、例えばライブ配信をするんだとか、ウェブ上にアップするんだとか、事業、そういうのに使っていくような費用もここに入っているのか、何かしら。
それから、4つ目は、翻訳システムというお言葉が出ましたが、これはオンラインの会議じゃなくても使える翻訳システムということでよろしいでしょうか。
そして、21ページ、商工業振興対策経費です、家賃補助の件です。こちらは3つ聞きます。
どのように見積もったのかというのを改めて聞きたいと思います。見積りの精度を上げることというのは難しかったんでしょうかというのが1つ目。
それから、2つ目、今回、賃貸しているか、そうでないのかという情報がどこにも載っていなかったんだとすると、今後のためにかなり詳細な調査をしておいたほうがいいんじゃないかと思うんですね。この後、補正で何かまた支援をやるとなったときに。なので、調査をしていく必要性についてどう思っているか、また、どのように対策していきますかということですね。
あと、もう一つ、3つ目は、ここまで来ると、だんだんそれにも該当しないような、こぼれ落ちてしまっているような方々が増えてきているんじゃないかと思うんですが、そういった方々への支援というのは今後まだまだ考え続けるべきではないかと思いますが、それについていかがでしょうか。
そして、同じく21ページ、道路維持管理経費、商店街の件です。
これ、毎月来ます。商店街はこれまでどのぐらいの経費で、これを維持管理していたのか。
それから、2つ目は、町が管理することになった経緯を教えてください。
3つ目、今後の維持管理の方法と費用はどれぐらいかかるのか教えてください。
続いて、23ページ、空き家対策です。
テレワークをする、テレワークという言葉が出ましたけど、このリフォームはテレワークはあまり関係ないと思っていいんでしょうか。それとも、テレワークをする、しないを確認して対象者を絞るという意味でしょうか。
それから、ちょっとページ戻りますね。11ページの、11ページというか、ラディアンの件で、駐車場の使用料が減ったりしているのは閉館しているからだと思うんですが、これ1つだけお聞きしますね。
利用者の方が今も減っているのは、机と椅子がそこにテーブルが何もないという状況にも関係していると思うんですね。ものすごい町民の方が困ってらっしゃいます。一瞬でも座りたいのにということで。大磯の図書館なんかはそのまま置いてあって、ソーシャルディスタンスを保てるような形でやっているわけですね。
役場の1階にもソファーありますよね。あそこもそういう形でやっているわけですから、ラディアンもテーブルと椅子を戻して、距離を取って利用できるようにするべきだと思うんですが、それについていかがでしょうか。
それから、最後です。
15ページの健康づくりのプールの件ですね。これは1つの例だと思うんですが、このプールが中止になったときに、非常に保護者の方から連絡が私のほうにはありました。なぜかというと、時期の決定が早いと、早過ぎるんじゃないかということだったんですね。
いろいろお聞きすると、さっきの更衣室にいっぱいなっちゃうとか、だから、このぐらいの広さの更衣室にこのぐらいの人が入るから、1人のスペースがこのぐらいになっちゃって難しいんですみたいな事情もそれぞれあるはずなんです、いろんな事業に。それをいちいち伝えてないと思うんです。
コロナの感染防止のためお休みですみたいな書き方を、やっぱりほかの事業もしていると思うんですね。なので、今のは一例なんですけれども、なので、全体でお答えいただいたほうがいいのかもしれないんですが、それぞれの事業を中止する際に、何をどう考えて中止をして、再開する際もその部分がこのように改善したから再開することになりましたという案内が細かく1つずつ必要だと思うんですが、それについていかがでしょうか。
以上です。
227: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。
228: ◯財務課長【二宮雅巳君】 それでは17ページの、まず、財政管理経費の庁舎整備基金積立金についてお答えいたします。
まず、コロナ禍の中でなぜ積むのかという質問だったかと思います。
今回の補正では、普通交付税に上積みがあったり、繰越金に上積みがあったりして、若干、資金繰りとしては余裕があるという形になります。このタイミングで積み増しという予算を計上しないと、これ以降12月、3月となりますと、なかなか苦しくなってくる可能性があります。
ただ、このコロナの状況がさらに今後悪化し、さらなる財政出動が必要だということであれば、最終的に庁舎整備基金、そのほかの基金もそうかもしれませんが、積み立てることを見送って組み替えるなどの対応等は考えられなくはないと思います。現段階では、資金繰りの関係で積むことは可能だという判断でございます。
あと、新庁舎だけではなくて、現庁舎にもこの基金を使えるのかというご質問があったのかと思います。
条例のつくり上、使えるという判断でよろしいかと思います。仮にこの現庁舎で不測の事態等が起きましたら、利用は可能かと思います。
続いて、町民センター維持管理経費です。
エアコン設置工事ですが、全部屋やるのか、それとも限定的なのかというご質問かと思いますが、最初の部長の事項別説明の中でも触れてはおりますが、今回は3階大ホールを除く各部屋にエアコンを設置するという形、予定でございます。
大ホールにつきましては、今回のコロナの交付金が使えない、使えるような、いわゆる除菌機能つきのエアコン等が、規模として大きさとしては無理だという業者側のお話もあったということと、あとは稼働率とかです、10%未満という稼働率、実績が出ておりますので、かなりご利用が進んでいない状況において、ちょっと現段階では整備しない方針としました。
さらに、ホールに関してはラディアンと機能が重複しているというところもございますので、そういったいろいろ勘案いたしまして、今回は見送っているという状況でございます。
以上です。
229: ◯議長【野地洋正君】 総務課長。
230: ◯総務課長【西岡英明君】 それでは、電算運用事業ということでお答えしたいと思います。
今回、電算運用事業の中のコンピューター備品購入費の中に、大きく3つ内容が入っております。
1つは、先ほど議員さんからもご質問があったウェブ会議、ウェブ相談用の機材の購入、それと、災害時の避難所に活用するためのコンピューター備品の購入、それと、議事録の作成支援システムの購入という、大きく分けてこの3つが1,400何某の金額の中に入っているということがまず1つ、大前提としてありまして、順次お答えしますが、まず、ウェブ会議、ウェブ相談用のパソコンですが、まず、ウェブ相談用です、これは町民の方からの相談を、いわゆるオンライン上でできる、窓口に来ないでオンライン上でできるようなウェブ相談用のパソコンを5台用意したいと思っております。これは予備も含めてということで5台です。
それと、あと、オンライン会議用のパソコンですが、オンライン会議と一言で言うと全ての会議というふうにちょっと聞こえてしまう部分もありますが、前提としては、いわゆる庁内の会議プラス、いわゆる公的な機関、県ですとか市町村の連絡会議ですとか、そういったもので活用できるように、幹部職員用、部長職以上の職員に1人1台ずつ配備するのと、各課に1台ずつ配備する、全体で34台のパソコンの購入をいたします。それに併せて、いわゆるヘッドセットですとか必要なものも含めて購入をいたします。
それとは別に、いわゆるディスプレー的なものも必要になりますので、これは2台ほど大型のディスプレーを購入するということです。というのが、規模、人数、台数の話になります。
Zoom等のいわゆるシステム的なアカウントの部分については、今のところ、そこの予算というのはこの中には入っていません。必要に応じて活用していく中で、Zoomですと時間制限等がありますけど、その時間で一度切れば、もう一度つなげればできるということも含めて、今の時点ではアカウント使用料というのは考えていないということです。
あと、先ほど動画のお話もございましたが、動画を撮るための、例えばいわゆるカメラです、そういったものは、今回の備品の中では入っていないということでございます。
最後の、議員さん、翻訳システムというようなお話されましたが、議事録の作成システムということで、若干ちょっと言い回しが違うんですが、これはオンラインの会議以外でも当然使えます。音声データを読み起こすということで活用できますので、それはできます。
ただ、音声データをどれだけ正確に拾えるかによって、システムの機能というか、機能は変わらないんですけれども、議事録自体の作成精度が大分変わってきますので、その部分については、できればマイクシステムを使うのが一番ベターなんですけれども、なかなか全ての会議でそれはできませんので、ICレコーダーで取ったものを読み込ませて議事録ができるというようなシステムですので、オンライン会議以外でも十分活用はできるというふうに思っております。
以上です。
231: ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。
232: ◯産業振興課長【石原慎也君】 中小企業の家賃の関係でございます。
まず、こちらの積算の関係ですけれども、まず積算するに当たりまして、やはり早期に事業者の支援を行う必要がありましたので、細かな詳細な調査というのは、正直できてないという状況での予算計上となっております。
ただ、商工会ですとか事業者さんの話というのを、身近で聞ける商工会もしくは金融機関ですとかそういったところから聞き取りをした中で、想定のほうをしてございます。
予算の積算に関しましては、事業所数約900の中で20%以上の減少というのが約7割程度、それと、その中で自己物件ではなくて、借りている方というのが約8割程度というふうな想定の中で、500事業所というところでの想定をしてございます。
また、今後、詳細な調査ですとかというお話でございますけれども、やはり商工会ですとか金融機関、商連、様々なところからのお話というのは、当然、聞いていきながら情報の収集には努めてはいきますけれども、やはり事業者さんの状況というのを、例えばアンケート調査ですとかそういったものをやりながら、今後も状況の把握というのに努めていきたいというふうには考えてございます。
また、あと、今後の支援策のお話でございますけれども、そういった町内の状況、事業者さんの状況ですとか、そういったものというのは、今後、情報収集に努めながら、また、今もまだ事業継続支援金、そういったものの支援というのもやっておりますので、そういった申請の状況等を踏まえながら、また、今後の支援策というのは引き続き検討のほうはしていきたいというふうに考えてございます。
それと、続きまして、街路灯ですね。街路灯設置工事の中で、今の維持管理費ですね。
現状、商店会のほうには、町のほうからの補助ということで街路灯を商店会が設置していますので、電気料を3分の2、修繕料を2分の1の補助をしておりまして、今年度につきましても70万の予算というのを確保しているという状況でございます。
私のほうからは、以上でございます。
233: ◯議長【野地洋正君】 都市整備課長。
234: ◯都市整備課長【宮下雅光君】 今の街路灯ですね。こちらのほうの、今回、ここで補正予算を上げました経緯といたしましては、商店会のほうも、今、現状の街路灯ですか、商店街についているものです、こちらのほうも大分老朽化が進んでいるということで、今後、これの建て替えだとか維持管理が非常に厳しい状況になるという中で、町のほうに設置の要望があった中で、今回、町のほうが改めてLED化の街路照明灯を設置するようなこととなっております。
あわせまして、今後、LED化の照明灯についてのランニングコストですけれども、LED照明灯につきましては、今までの一般的な蛍光灯だとかよりも長寿命化のなされている機具ですので、大体、電気代にしますと、およそ年間20万円ほどの電気料に抑えられるということになっております。
もう一つ、続きまして、空き家のテレワークというところなんですけれども、あくまでも町のほうは、空き家の活用だとか撤去、こういったものを促進することで、新しい生活様式に適応した住環境が推進できるのではないのかというところにもつながると考えて、今回、リフォームと解体の補助金の補正予算を上げさせていただいております。
以上です。
235: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。
236: ◯生涯学習課長【小笠原純二君】 ラディアンあるいは図書館についてご質問いただきまして、利用者が減っているということなんですが、図書館、昨年度の同じ時期に比べますと、大体、今、半分ぐらいのご利用いただいているのかなというふうに統計が出ております。
その中で、まず、臨時休館が終わった後に図書館の機能として資料を皆さんに提供するということでしたので、インターネットでの予約システムということで新しく立ち上げまして、ご利用いただきました。
次にオープンをしますが、滞在時間は30分程度ということで、実際に本の背表紙なども見ながら本を選んでいただいて、ご自宅でゆっくり読んでいただくというふうなのが今の状況になっております。
国のいろいろな動きの中で、緩和の動きなども出てきております。また、内部のほうでも、次の段階、どういうふうな緩和をしていくのか、どういうふうなご利用の仕方をしていただくのかというのをちょうど今検討しているところで、町のコロナの対策会議ですとか、そういったところにもちょっと意見を聞きながら次のステップに進んでいきたいというふうに、今現在、考えております。
以上です。
237: ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。
238: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 行事とかイベントとかそういったところの中止のこと、または再開に向けた案内というようなお話です。
プールの例が挙げられましたので、私のほうからちょっとプールを例えてちょっとお話しさせていただきたいと思うんですけれども、中止の際は、中止というか、今までやっていたのを中止したときは、本当に緊急事態のときだったので、もうコロナの影響でということでそういった周知となりました。
それで、今年度中止というところでは、引き続きその状況の中で再開が簡単にできる状況ではなかったので、1年、今年度はということでお知らせしています。
その後、いろいろ状況というか、コロナの感染防止のいろんな方法、密を避けることとかいろんな、飛沫が非常に課題だとかいろんな状況がある中で、また再開に向けて、今、来年度の再開に向けては、当然、どんな方法があるかというのは考えているところで、再開する場合には、以前とこういうところが、対策をとりますというか、例えば、今までは30人の教室だったんですけれども今度は何人の教室にして、密を避けてやりますとか、そういう具体的なことはもちろんお伝えした中で、どういう再開方法になるかまだ分かりませんが、例えば、そういう人数のことだとか利用の仕方とか、そういうのも含めた中でご案内を改めてして、募集をかけていくようになるだろうというふうに考えております。
以上です。
239: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。
240: ◯8番【露木佳代君】 今の事業の中止について、ちょっと、じゃ、全体として伺いますけど、今までの中止してきた案内、こうだから中止します、確かに緊急で発信しなきゃいけなかったのはあるんでしょうけれども、ホームページとかで常に更新していくことはできたはずなんですね。
あまりにもコロナの感染防止のために中止ですという言葉が多過ぎて、それぞれの課でしっかりとこうだから中止にしたというのは検討したはずなのに、さっきからそういう答弁が出ていますよね、そういうことが全く出てないまま、ただ中止というふうに町民には見えるわけですね。その辺の中止の案内、反省点はなかったですかということをお聞きします。
それから、ラディアンの椅子とテーブルのケアが今考え中というか、いろいろとできることということだったんですが、飲食スペースですよ、販売機の前の、あのテーブルのところ全部片づけちゃっていて、あそこについてなんですが、ぜひ早急にその部分だけでも検討してもらって、安全に使っていただけるように私はしていただきたいというふうに思うのですが、どうですか。
あと、コンピューター備品購入費の件で、さっきのご答弁だと、町民が関わる会議、何とか委員会とか審議会とか何かそういうものがあると思うんですけど、そういう会議には使えないんですか。そういう会議は、想定していないということでしょうか。
それから、先ほどZoomの例が出て40分で切り替えればとおっしゃったのは、本当、使っていらっしゃるのかなって思う、申し訳ないけど、40分で切れる不便さとか、そのときに中断することのデメリットって非常に大きいんですが、それについては考え方を変えていただきたいんですが、いかがでしょうか。
それから、さっきの道路の維持管理経費の街灯ですね。LED化すると年間20万になっていくと。確かに初期投資としては大きいんですが、これ、何で早く、じゃ、やらなかったのというのは逆に聞きたくなるんですけれども、それについてはいかがでしょうか。
あとは、産業振興のほうですね。様々な業種の話を聞いていただきたいなと思います。アンケート等でしっかりやっていくということだったんですが、ぜひそれも商工会なんかに聞くのもいいんですけれども、結局、そこで得られない情報がたくさんあるんじゃないかと思うので、それについてはお願いということで、質問としてはそんなにたくさんなかったと思いますけど、お願いします。
241: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
242: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 今回の補正予算で中止となった事業の案内が、反省がなかったかということでお答えをしたいと思います。
当然、ホームページ等の更新を我々としてはできるだけ迅速にやっていたつもりではあるんですが、当時の状況を思い浮かべれば、なかなか十分ではなかったなという反省は当然あります。
あと、細かな理由につきましても、日々状況が変わっていく中で、やはり国のほうでも言われておりますが、確固たる数字って、なかなかその根拠を示せと言われると難しいというのが現状だというふうに認識しております。例えば、イベントの5,000人に何の根拠があるのかとか、正直、難しいお話だなというふうに思っております。
そういった中で、だんだんと根拠も示せるようになってきてはいるのかなというのが、今、施設のご利用に際してはおおむね1人4平米というお願いを現時点ではしておりますし、これは今後、ちょっと先ほど来ありますけれども、見直していきたい、人数も少し見直していく必要があるのではないかという中では、やはり根拠となる数字を出していかなければいけないなとは思っています。
混乱の中で、様々な事業の中止に際して十分な説明ができていなかったというご指摘に関しては、特に反論する気もございませんので、足りてなかった部分があるというのは確かだというふうに思います。
以上です。
243: ◯議長【野地洋正君】 教育部長。
244: ◯教育部長【黒石徳子君】 私から、ラディアンの入ったところの休憩スペースですね。
ラディアンも再開しまして、図書館につきましては、再開当時から時間は限られた時間内ですが、机、椅子は間引いた形で多少なりとも置かせていただいて、座って多少読んでいただくということも図書館はできるようになっています。
ただ、ラディアンのモールのところとか、あと、入った休憩スペースですね。ここは、密とか長時間にあまりいていただくとやっぱり感染が心配だということで、撤去させていただいているんですけど、ただ、やはり今、国のほうもいろいろ緩和の措置ということで動き出しをしておりますので、感染防止策です、ここをしっかり対策を取った上で、密にならないような状態で、机、テーブル、椅子です、こちらのほう置く方向を、準備というか、検討をしていきたいなと思っております。
以上です。
245: ◯議長【野地洋正君】 総務課長。
246: ◯総務課長【西岡英明君】 ウェブ会議に関してですけれども、現状では、町民が関わるような会議、いわゆる協議会ですとか審議会ですとか、そういった会議の活用というのは今のところ考えてはないという現状です。
Zoomの40分で切れるという中でお話ですが、審議会、協議会になると、町が主催者というんですか、になるので、そういったアカウントも必要になるかと思いますけど、現状としては、先ほど申し上げましたように、県が主体の会議ですとか市町村を対象にしたような会議ですとかそういったことですので、町が今のところ主催者になって活用していくという場面は今のところ想定はしていないというところで、確かに40分で切れて、そこで一旦休憩を入れて、またつなぎ直すという手間、Zoomでいえばありますが、ほかのZoom以外のものでも利用はできますので、時間制限がないような状況の中でもできますので、そういったことも含めて、今後、実際、今の時点では先ほど審議会等を考えてないということを申し上げましたが、今後、そういったことも必要になる場面が出てくれば、いわゆる町が主催者になるようなことも考えていかなきゃいけないのかなというふうには考えていますが、今の今回の補正の時点では計上はしていないということでございます。
以上です。
247: ◯議長【野地洋正君】 都市部長。
248: ◯都市部長【椎野文彦君】 街路照明灯、街路灯の設置工事です。
商店街の街路灯についてのLED化はここで初めて出てきた話ではなくて、実は過去に機会があったときには何度か説明しているはずなんですが、そもそも商店街の明かりを更新するのに、LED化に変えるときに補助金があるんですね。その当時、たしか3分の1補助だったと思います。それと、例えば残りの3分の1を町が補助して、自分たちが残りの3分の1負担すれば更新できますよというような投げかけは何度かさせていただいております。もう五、六年以上前ですかね。
ただ、今の街路灯の形、2段になっていて、旗を立てたりとか、そういったものがいいんだと。なので、できる限りそれを続けていけるまで頑張っていきますよというのがお答えだったんです。
なので、ですから、全面的に街路灯とか防犯灯をLED化しましたよね。そのときにもお声かけしたんですが、やはり今の街路灯の形がいいんですよというようなことで、それで、今回、さすがにというか、維持管理するのもやっぱりお金がかかりますし、柱自体が大分弱ってきているというのもありますし、そのタイミングで町で設置できないでしょうかというようなお話があったので、じゃ、LED化、やっていきましょうというのが今回のタイミングだったという、そういう経過になっております。
249: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。
250: ◯8番【露木佳代君】 じゃ、1点だけ。
さっきの中止の案内の件ですね。確かに十分ではなかったというご答弁はありましたけど、ちょっと気になったのは、根拠が示せない状況だったっておっしゃったんですね。根拠がない中で町が何かを判断基準として決めたわけです、中止するということを。その根拠がない中で決めたというその判断の責任を、やっぱり示すべきだと思うんですね。こういう根拠はないけれども、今、状況としてはないけれども、私たちはこう考えたと、だから中止にしたんだというのは行政の責任だと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。
251: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。
252: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 当初は感染拡大防止、それから、だんだんとクラスターを起こしていけないという考え方に時々で変わってきているというふうに認識しています。
そういった中で、我々は対策本部会議というのを開いて決定をしているわけですので、そこに、対策本部会議でこう決まりましたと、そこに感染拡大防止のためということで一言しか言っていないんですが、さらにもう少し踏み込んで判断の内容を書いてほしいということかなというふうに理解をいたしました。
以上です。
253: ◯議長【野地洋正君】 暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後2時50分から始めます。
午後2時35分 休憩
────────────────────────────────
午後2時50分 再開
254: ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
255: ◯議長【野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
ちょっとお待ちください。
256: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。
257: ◯8番【露木佳代君】 私は、一般会計補正予算に反対の立場で討論いたします。
理由は、庁舎整備基金積立金に8,000万円を積み立てている点です。
ほかの自治体では新庁舎整備計画を一旦止めたりですとか、コロナによる新しい働き方などに関わってくるということで、考え直すというところがございます。
また、新型コロナウイルスは、昨日の時点で神奈川県で106名の新たな感染者が出ているということで、終息はしておりません。
この庁舎の老朽化は著しく、空調もあまり効きませんし、今回は窓を開けているために2階は30度近くになっているという話も聞きます。議員控え室のエアコンも何年壊れたままにされているのか分かりません。議場の雨漏りもひどい状況です。
今後も、この庁舎でどんな不具合が生じるか分からないために基金を積み立てるということも必要だとは思いますが、何も今、このようなコロナの状況下で新築をするための計画のとおりに1年間に8,000万、5年間で4億をためるというものをそのまま実行する時期ではないと思います。
それから、事業の中止の案内に対する説明責任の部分で、理由とか、いつまでやらないよというようなことの判断の根拠というものをやっぱりしっかりと示すべきだったというふうに私は思います。
そして、電算運用事業で、協議会とか審議会についてオンライン会議はまだ想定していないという答弁がありましたけれども、想定していれば、また、予算も変わってきたかもしれませんし、ちょっとこの時期に、今、緊急事態宣言が出てなくて、ある程度動きがとれる時期に、例えば協議会とか審議会というのは町民の方も参加しているわけで、そういった方に、今後、こういうふうになっていく可能性はありますよと説明する機会でもあるわけですね。今、そういう時期、できる時期でもありますから、想定していなかったという部分で非常に悠長だなと思って残念だと思っております。以上で反対といたします。
以上です。
258: ◯議長【野地洋正君】 羽根議員。
259: ◯2番【羽根かほる君】 私は、一般会計補正予算(第5号)、議案第55号に賛成の立場で討論をさせていただきます。
今回の一般会計の補正予算につきましては、9月ということもありまして、事業の中止とか、それから修繕とか、そういうものの歳出と、あとは交付金とかの歳入、収支の清算をしたというような補正予算のふうに私には見えております。
今、コロナ禍において長期化になっておりますけれども、新たな支援策です、生活の支援、事業の支援、それから、町民の健康を維持していくための支援策、こちらについては、今回はちょっと新たなものは見えなかったかなというふうに思います。
ただ、修繕をしていくこととか、清算をしていくこととかは、非常に必要なことだと思いますので、このままそれは進めていただき、これから長期化されるコロナの感染状況の中で感染症対策のほうはしっかり今とられていっているような予算を組まれていますので、支援策のほう、町民の状況とか、それから、町内の状況をよく見ていただいてタイムリーに考え、そして、この町に合ったコロナの支援策をぜひ検討していただきたいと思います。
そこをお願いすることとして、今回の55号の一般会計補正予算に賛成とさせていただきます。
260: ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。
261: ◯3番【松崎 健君】 私は、令和2年度二宮町一般会計補正予算(第5号)、賛成の立場で討論させていただきます。
緊急対策、コロナ対策がこの中に含まれているということで、これはスピードは命です。したがいまして、宙に浮いてしまった中小企業等家賃支援援助金につきましては速やかに執行することが必要と考え、賛成させていただきます。
同時に、先ほど申しましたとおり、緊急対策はスピードが命ということで、この7,400万を宙に浮かせてしまったことというのは非常に大きな課題と考えています。これについては、今後、検証させていただくということを申し添えて、賛成とさせていただきます。
以上です。
262: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。
263: ◯9番【渡辺訓任君】 私は、議案第55号一般会計補正予算については賛成の立場で討論いたします。
今回の補正予算については、私は3つの特徴があると見ています。
第1は補正予算の規模、3億9,000万円ですが、事業としては1億3,700万円の増加と9,800万円の減額、歳出の大部分が基金の積み増しになっているということです。
約3億8,000万円が基金に組み入れられるわけですけれども、財政調整基金の取崩しも1億円減らしますから、実質は4億8,000万円の積み増しとなります。
地方交付税など使途が示されていない歳入の増額、特別会計からの繰入れと予備費からの戻入れを合わせると約4億7,000万円ですから、お金の流れで言いますと、歳入の増加分をそのまま基金に積みました、そういうふうな計算になるのではないでしょうか。
第2は、事業があくまでもコロナ中心の予算だということです。
商店街の街路灯の切換え、空き家リフォーム、解体の補助、町民センターの空調改修など、コロナとひもづけのできる事業を積極的に予算化されたということを評価いたします。
今後の私たちのライフラインを支える介護、医療などの人材育成、確保、それから、あと、生活道路の改修など、こういったところは取り残されてきたのではないかという印象を持っています。
第3は、コロナ対策の中で生活支援の部分が今回はなくなっているということです。第1号から第4号補正まで何らかの生活支援が盛り込まれていました。もちろん、特別定額給付金を除いては、内容が子供・子育て支援中心で、第4号で会計年度任用職員の採用を盛り込んだ以外は、なかなか子供・子育てをしていない世帯には行き渡りにくい内容となってはいないでしょうか。
今回、様々な調査で非正規雇用で雇い止めが広がるなど、こういうことが一般的に指摘をされているんですけれども、町の状況をつぶさに把握していく、このことが必要ではないかと思います。
こういった3つの特徴がありますが、それに加えてGIGAスクール構想についても触れておきたいと思います。
先ほども述べましたが、このコロナ禍の中で進められるGIGAスクール構想、OECDの最新の発表では15歳のIT活用能力は高く評価されています。一方、対照的に指導者のIT活用が遅れているというデータがあることも事実です。
今日の説明では、ICT利用、モラル、こういったものを重点的に育てていくということなんですが、もともと時間を取って合意をつくっていく、こういうことが計画されていたわけですから、一気に形をつくっていくのではなくて、元のどおりに時間をかけてICT支援員、それから、スクールサポーターの方々が現場での合意に基づいてIT活用のリスク低減も進めながら、長い目で進めることが必要と考えています。
今回、長年の懸案事項も含めて事業化される施策については評価をいたします。ただ、一方、生活道路の改修、介護人材の確保、育成をはじめ、コロナ以外の要望を形にしなかったこと、基金に多くを積み立てることはやはり問題ではないかと指摘して、次回での補正での前進を期待しております。
また、庁内での町民の雇用や暮らしの実態、これをぜひ早く反映していただきたい。それから、身近なところでは、本当に施設利用料の減免化など、こういったものを具体化していただきたいということを申し添えまして、討論といたします。
264: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。
これより町長提出議案第55号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
265: ◯議長【野地洋正君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第55号は原案のとおり可決されました。
執行者側説明員の入替えがありますので、暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後3時15分から始めます。
午後3時00分 休憩
────────────────────────────────
午後3時15分 再開
266: ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
────────────────────────────────
日程第5 議案第56号 令和2年度二宮町国民健康保険特別会計補正
予算(第2号)
267: ◯議長【野地洋正君】 日程第5「令和2年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」町長提出議案第56号を議題といたします。
268: ◯議長【野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
269: ◯議長【
野地洋正君】 町長。
270: ◯町長【村田邦子君】 議案第56号の提案理由を説明いたします。
令和2年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,584万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億8,866万5,000円とするものです。
内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
271: ◯議長【
野地洋正君】 健康福祉部長。
272: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第56号についてご説明申し上げます。
事項別明細の説明をさせていただきます。
6ページ、7ページをお願いします。
歳入です。国民健康保険税です。国民健康保険税、一般被保険者国民健康保険税の減は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したこと等による保険税の減免による7件分です。
国庫支出金です。国庫補助金、国民健康保険災害臨時特例補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響による保険税の減免に対し、全額国庫補助となるため新設したものです。
県支出金です。県補助金、保険給付費等交付金、特別交付金の減は、感染症拡大防止の観点から重症化予防事業を中止したことによるものです。
繰越金です。前年度繰越額から当初予算を差し引いた額を増とするものです。
8ページ、9ページをお願いします。
歳出です。保健事業費です。特定健診等事業費、特定健診等事業、重症化予防事業委託料の減は、感染症拡大防止の観点から特定健診の時期をずらしたため、重症化予防事業を中止したことによるものです。
諸支出金です。繰出金、一般会計繰出金は、令和元年度に一般会計から繰り入れた金額の余剰分を一般会計に戻し入れるための繰出金の増です。
予備費です。本補正に伴い1,124万5,000円を増額し、予備費総額を2,202万円とするものです。
以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
273: ◯議長【
野地洋正君】 これより質疑に入ります。
274: ◯議長【
野地洋正君】 渡辺議員。
275: ◯9番【渡辺訓任君】 1点です。7ページ、歳入の部分です。
先ほどのご説明で、今回、国民健康保険税の収入が減っているということについては、コロナ禍で、今回、制度化された減免が7件というご説明だったんですけれども、一般に、今、診療機関で受診者が減っているとかが言われているようなんですけど、その影響はここには表れていないという、そういう理解でよろしいでしょうか。
276: ◯議長【
野地洋正君】 福祉保険課長。
277: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 今回の歳入の減につきましては、ここは健康保険税がコロナの影響で減免した7件分を減したということでございますので、医療費の分の想定は、この段階では反映させておりません。
以上です。
278: ◯議長【
野地洋正君】 渡辺議員。
279: ◯9番【渡辺訓任君】 そうしますと、町の状況というか、ちょっと予算を抜きにしても、受診が減っているとか言われていますけど、その辺の町の状況というのは感覚的にでもどうですか。
280: ◯議長【
野地洋正君】 福祉保険課長。
281: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 すみません。まだ正確な数字というのはつかんでおりませんが、数千万のレベルで落ちているような話というのは、担当のほうである程度つかんでいるというふうには聞いております。
282: ◯議長【
野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「なし」との声あり)
283: ◯議長【
野地洋正君】 討論なしと認めます。
これより町長提出議案第56号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
284: ◯議長【
野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第56号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────
日程第6 議案第57号 令和2年度二宮町後期高齢者医療特別会計補
正予算(第1号)
285: ◯議長【
野地洋正君】 日程第6「令和2年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」町長提出議案第57号を議題といたします。
286: ◯議長【
野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
287: ◯議長【
野地洋正君】 町長。
288: ◯町長【村田邦子君】 議案第57号の提案理由を説明いたします。
令和2年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,670万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ10億2,364万8,000円とするものです。
内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
289: ◯議長【
野地洋正君】 健康福祉部長。
290: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第57号についてご説明申し上げます。
事項別明細の説明をさせていただきます。
6ページ、7ページをお願いします。
歳入です。繰越金です。前年度繰越額から当初予算を差し引いた額を増とするものです。
8ページ、9ページをお願いします。
歳出です。諸支出金です。繰出金、一般会計繰出金は、令和元年度に一般会計から繰り入れた金額の余剰分を、一般会計に戻し入れるための繰出金の増です。
予備費です。本補正に伴い3,441万4,000円を増額し、予備費総額を3,571万8,000円とするものです。
以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
291: ◯議長【
野地洋正君】 これより質疑に入ります。
(「なし」との声あり)
292: ◯議長【
野地洋正君】 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
(「なし」との声あり)
293: ◯議長【
野地洋正君】 討論なしと認めます。
これより町長提出議案第57号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
294: ◯議長【
野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第57号は原案のとおり可決されました。
執行者側説明員の入替えを行います。暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後3時40分から始めます。
午後3時23分 休憩
────────────────────────────────
午後3時40分 再開
295: ◯議長【
野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
────────────────────────────────
日程第7 議案第58号 令和2年度二宮町介護保険特別会計補正予算
(第3号)
296: ◯議長【
野地洋正君】 日程第7「令和2年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第58号を議題といたします。
297: ◯議長【
野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
298: ◯議長【
野地洋正君】 町長。
299: ◯町長【村田邦子君】 議案第58号の提案理由を説明いたします。
令和2年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,473万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ26億7,514万5,000円とするものです。
内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
300: ◯議長【
野地洋正君】 健康福祉部長。
301: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第58号についてご説明申し上げます。
6ページ、7ページをお願いします。
事項別明細の説明をさせていただきます。
歳入です。支払基金交付金です。支払基金交付金、介護給付費交付金の過年度分は、令和元年度の精算に伴い追加交付されるものです。
地域支援事業支援交付金の過年度分も、令和元年度の精算に伴い追加交付されるものです。
繰越金です。前年度繰越金の増は、繰越額から当初予算額を差し引いた額を補正するものです。
8ページ、9ページをお願いします。
歳出です。基金積立金です。介護給付費準備基金積立金、介護給付費準備基金積立事業の介護給付費準備基金積立金の増は、令和元年度の介護保険料の余剰分を積み立てるものです。
諸支出金、還付金及び還付加算金です。還付金及び還付加算金、国庫支出金等返還事業の国庫支出金等返還金の増は、介護給付費及び地域支援事業に係る国庫支出金及び県支出金の精算に伴うものです。
繰出金です。一般会計繰出金の増は、令和元年度の一般会計から繰り入れた金額の余剰分を一般会計へ戻し入れするためのものです。
以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
302: ◯議長【
野地洋正君】 これより質疑に入ります。
303: ◯議長【
野地洋正君】 渡辺議員。
304: ◯9番【渡辺訓任君】 今回の補正予算は、今年度の利用状況はまだ反映させてないと思うんですけれども、現状、利用を控えるとかそういう点について、どの程度把握されていますでしょうか。
305: ◯議長【
野地洋正君】 高齢介護課長。
306: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 今年度の給付費につきましては、例年並みの伸び率というような形なので、利用控えというような部分についてはないものと推測しております。
以上です。
307: ◯議長【
野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「なし」との声あり)
308: ◯議長【
野地洋正君】 討論なしと認めます。
これより町長提出議案第58号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
309: ◯議長【
野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第58号は原案のとおり可決しました。
────────────────────────────────
日程第8 議案第59号 令和2年度二宮町下水道事業特別会計補正予
算(第1号)
310: ◯議長【
野地洋正君】 日程第8「令和2年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第1号)」町長提出議案第59号を議題といたします。
311: ◯議長【
野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
312: ◯議長【
野地洋正君】 町長。
313: ◯町長【村田邦子君】 議案第59号の提案理由を説明いたします。
令和2年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第1号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,043万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を9億2,605万7,000円とするものです。
内容につきましては都市部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
314: ◯議長【
野地洋正君】 都市部長。
315: ◯都市部長【椎野文彦君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第59号の内容について説明いたします。
恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いします。
事項別明細について説明いたします。
歳入です。繰越金です。前年度繰越金の増です。繰越金の額の確定に伴い増額するものです。
諸収入の雑入です。酒匂川流域下水道建設事業費負担金返戻金の増です。平成17年度に酒匂川流域下水道を構成する一部市町の区域が拡大したことで、それまでの建設負担金の精算が平成25年度から10年間で行われており、令和2年度の返戻金予定額の通知に基づき増額するものです。
8ページ、9ページをお願いします。
歳出です。総務費の下水道総務費、施設管理費です。下水道施設管理経費の公共汚水ます設置等工事の増です。過去に汚水管を整備した際、敷地内の状況や未利用地などの理由で、公共汚水ます設置を見送った箇所の設置申請が多くあったことから件数が見込みより多くなり、予算額に不足が生じるため増額するものです。
予備費です。予備費の増です。歳入における繰越金と雑入の増に伴う額と、施設管理費の増に伴う差額を予備費へ充当するものです。
以上、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
316: ◯議長【
野地洋正君】 これより質疑に入ります。
317: ◯議長【
野地洋正君】 小笠原議員。
318: ◯7番【小笠原陶子君】 9ページの下水道施設管理経費の汚水ますは200万、何箇所なんですか。
319: ◯議長【
野地洋正君】 下水道課長。
320: ◯下水道課長【生井悟士君】 当初予算では12か所を見込んでいましたが、補正予算では18か所を見込んでおります。
以上です。
321: ◯7番【小笠原陶子君】 プラス6か所ってこと。
322: ◯下水道課長【生井悟士君】 はい。
323: ◯議長【
野地洋正君】 よろしいですか。
324: ◯7番【小笠原陶子君】 いいです。
325: ◯議長【
野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「なし」との声あり)
326: ◯議長【
野地洋正君】 討論なしと認めます。
これより町長提出議案第59号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
327: ◯議長【
野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第59号は原案のとおり可決されました。
執行者側説明員の入替えがあります。暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後4時から始めます。
午後3時49分 休憩
────────────────────────────────
午後4時00分 再開
328: ◯議長【
野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。
────────────────────────────────
日程第9 議案第60号 令和元年度二宮町一般会計歳入歳出決算の認
定について
日程第10 議案第61号 令和元年度二宮町国民健康保険特別会計歳
入歳出決算の認定について
日程第11 議案第62号 令和元年度二宮町後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算の認定について
日程第12 議案第63号 令和元年度二宮町介護保険特別会計歳入歳
出決算の認定について
日程第13 議案第64号 令和元年度二宮町下水道事業特別会計歳入
歳出決算の認定について
329: ◯議長【
野地洋正君】 お諮りいたします。日程第9「令和元年度二宮町一般会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第60号、日程第10「令和元年度二宮町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第61号、日程第11「令和元年度二宮町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第62号、日程第12「令和元年度二宮町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第63号、日程第13「令和元年度二宮町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第64号を一括議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
330: ◯議長【
野地洋正君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。
331: ◯議長【
野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
332: ◯議長【
野地洋正君】 町長。
333: ◯町長【村田邦子君】 それでは、5件の一括提案をさせていただきます。
議案第60号、令和元年度二宮町一般会計歳入歳出決算の認定の提案を申し上げます。
令和元年度二宮町一般会計歳入歳出決算の収入済額につきましては、91億7,578万6,028円。支出済額につきましては88億1,898万1,941円で、収支差引額は3億5,680万4,087円となり、令和2年度へ繰越しいたしました。なお、このうち7,423万5,000円が翌年度繰越財源となっています。
議案第61号、令和元年度二宮町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定の提案を申し上げます。
令和元年度二宮町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の収入済額につきましては、31億1,070万4,670円。支出済額につきましては30億7,443万8,194円で、収支差引額は3,626万6,476円となり、令和2年度へ繰越しいたしました。
議案第62号、令和元年度二宮町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定の提案を申し上げます。
令和元年度二宮町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の収入済額につきましては、9億1,219万6,683円。支出済額につきましては8億7,399万1,795円で、収支差引額は3,820万4,888円となり、令和2年度へ繰越しいたしました。
議案第63号、令和元年度二宮町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定の提案を申し上げます。
令和元年度二宮町介護保険特別会計歳入歳出決算の収入済額につきましては、25億9,041万1,611円。支出済額につきましては25億2,704万3,379円で、収支差引額は6,336万8,232円となり、令和2年度へ繰越しいたしました。
議案第64号、令和元年度二宮町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定の提案を申し上げます。
令和元年度二宮町下水道事業特別会計歳入歳出決算の収入済額につきましては、9億7,180万6,754円。支出済額につきましては9億5,988万8,999円で、収支差引額は1,191万7,755円となり、令和2年度へ繰越しいたしました。
以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
334: ◯議長【
野地洋正君】 次に、議会より選出されております監査委員より監査報告をお願いいたします。
335: ◯議長【
野地洋正君】 前田議員。
336: ◯11番・監査委員【前田憲一郎君】 令和元年度決算審査に係る報告並びに意見を述べさせていただきます。
村田町長より、令和2年7月30日付で依頼を受けた決算審査及び関係書類の審査につきまして、7月30日より8月20日までの間で実施いたしました。
また、事前には、6月30日、7月14日と15日に工事執行状況の書類審査と現地調査を行いました。
審査に当たり、関係諸帳簿及び関係書類を照合し、計数に誤りはないか、財政運営は健全か、財産管理は適正かなど、関係職員からのヒアリングを交えて行いました。
その結果は、お手元に配付いたしました「令和元年度二宮町一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況、財政健全化に基づく各種財政指標の審査意見書」として取りまとめを行い、8月25日に大矢代表監査委員と私で執行者幹部立会いの下、町長へ提出をさせていただきました。
令和元年度の決算審査では、歳入歳出ともに執行状況という点だけではなく、法令に基づく調書は作成されているか、ライフサイクルコストを見据えた効率的な執行が行われているか、各方針、計画等、施策に沿って効率的に事業が行われているか、費用対効果はどうかなど、様々な観点から審査を行いました。
審査の概要について報告をいたします。
令和元年度は、第5次二宮町総合計画の後期4か年の初年度であり、平成27年度に策定した二宮町総合戦略の計画期間である5か年の最終年にも当たります。
「住んでいる方が楽しく幸せに暮らすことができる持続性のあるまちづくり」の実現に向け、将来につながる施策の推進を目指して各種事業が実施されました。
令和元年度決算は歳入歳出ともに増加しましたが、少子高齢化や人口減少が進む中で、役場新庁舎の整備や小中学校の再配置、新型コロナウイルス感染症の流行対策など、町が抱える課題が山積しており、町を取り巻く環境は引き続き厳しい状況が続いております。
令和元年度の一般会計を4つの各特別会計の歳入歳出決算、基金運用状況は、各会計とも計数、諸帳簿、証書類に誤りはなく、予算の執行も適正に処理されておりました。
歳入では、自主財源については、その根幹をなす町税において、個人町民税で高額納税があったことにより、町税収入が一時的に増収となっております。
依存財源においては、町債の増加等もあり、令和元年度は歳入全体としては増収となっておりますが、町税収入の増加に伴い普通交付税が減収となるなど、町の財政は引き続き厳しい状況となっております。
歳出では、年度後半に新型コロナウイルス感染症の流行により一部事業に執行率の低下が見受けられました。また、前年度より結果的に不用額が大幅に増加しており、その主な原因は予算額と入札金額の差によるものですが、予算計上の際には十分精査し、適切な編成に努めていただきたいと思います。
令和元年度は、各担当部署において、職員の創意工夫、協力連携の下、おおむね計画どおりに実施され、努力された成果がうかがえました。
なお、各種財政指標においては、依然として財政の硬直化は改善されておりませんが、一方で、財政健全化指標においては、令和元年度は全体的にやや改善傾向にあります。その中でも、特に、次の事項について監査委員として意見を述べさせていただきます。
1、子育て支援については、令和元年度に子育て世帯の支援を図るために、竣工、開園時期はやや遅れたが、みちる愛児園中里ナーサリーの開園を支援し、一時預かり事業も実施した。今後も、委託先である民間事業者と連絡を密に行い、安定的な事業運営に努められたい。
また、学童保育所については、保護者の負担軽減を図るため民間事業者への委託を行っており、引き続き、民間事業者との連絡、保護者会との連携を行い、児童の健全な育成に努められたい。
2、教育分野では、先行する一色小学校に加え、令和元年度は残る全ての小中学校にコミュニティ・スクールを導入し、学校と地域とのより強い協力体制を整えた。また、小中学校全ての普通教室の空調設備が整備され、学習環境の向上が図られた。今後は、残された一部の特別教室への空調設備設置の検討が望まれる。
学校給食については、調理及び配送、配膳業務を新たに委託した。委託先の民間業者と連絡を密に行い、安定的に、安全・安心なおいしい給食が提供されるよう努められたい。
3、地域福祉の充実のための医療と介護の連携強化については、令和元年度は地元関係機関と連携し、研修、研究を実施した。今後は、その成果を全ての医療、介護の関係者に早期に提供し、町、地域、関係機関の情報共有を密に行い、認知症対策を含め、医療、介護が連携した取組が円滑に進められるよう努められたい。
4、東京大学果樹園跡地については、令和元年度末に企業版ふるさと納税による多額の寄附があった。これを追い風として、次年度以降の跡地計画の施策が町民サービスに大きく展開されることを期待する。
5、防災・減災対策については、災害時における備蓄食料や防災行政無線設備機器の更新や、防災メール登録者の増加及び地区防災マニュアルの作成、更新、災害時の体制づくりの見直し等、引き続き災害対応に向けた取組を進められたい。
6、公共施設予約システムについては、令和元年4月に利用者登録を開始し、令和元年度より運用が開始された。当該システムの導入により、施設利用者の利便性向上が図られており、引き続き円滑な運用が図られるよう努められたい。
7、環境分野では、老朽化が進んだし尿処理施設を、平成30年度、令和元年度の2か年事業で改修、完成させ、稼働した。今後、し尿処理が安定的に図られるよう、管理、運営に努められたい。
8、効率的な行政運営のため、役場内の行政文書の業務継続計画対策を行い、災害時の住民情報データの対策も完了し、BCP対策は整備された。今後は、災害時における業務継続は円滑に図られるよう努められたい。
9、近隣市町との広域行政を推進し、特に、平塚市、大磯町の1市2町におけるごみ処理広域化や消防指令業務の共同運用に注力し、町民サービスの充実を図っている。引き続き、各市町間において十分連携をとりながら、円滑な運用に努められたい。
監査委員として、以上、9点の意見を述べましたが、財政面で厳しい状況が続いている中、総合計画に基づく各重点施策に照らして、町職員が一丸となって創意工夫しながら、限られた予算の中で最大限の効果を得られるよう、各事業に鋭意取り組またことに対し、評価をいたします。
令和元年度は、年度後半に新型コロナウイルス感染症の流行により、各種協議会や委員会の開催ができず、執行率も低下しました。行政としては、町民代表としての貴重な意見を聞く機会も延期や中止せざるを得ず、行政に反映する機会が減少しました。
今後は、対面での会議開催が困難な状況が続く中、町民の貴重な意見をどう吸い上げるか、各担当職員の一層の知恵と工夫が期待されます。
また、庁用車の車検切れ使用が指摘されました。今後、慣例的に行われている内部統制の仕組みを再構築し直し、行政に携わる全ての関係者の意識改革につなげるために、早期に内部統制の明文化に取り組まれることを希望します。
最後に、昨年度の意見書でも触れましたが、町民本位を掲げる行政と町民の代表者としての町議会は、お互いに信頼関係の構築に一層努め、「町民のため」の原点を再確認し、町政の停滞を招かないよう、お互いに努めることが期待されます。
また、町政運営を円滑に進めるためには、町民との連携協力も必要不可欠であることから、職員にあっては、町民目線を第一に課題を解決していくことを要望し、監査委員の報告といたします。
337: ◯議長【
野地洋正君】 これで監査報告を終わります。
なお、採決は最終日9月29日となりますので、ご承知おきください。
────────────────────────────────
338: ◯議長【
野地洋正君】 これをもちまして本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会といたします。
次回の本会議は、9月14日午前9時30分より開催いたします。ご苦労さまでした。
午後4時19分 散会
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